スマートフォンにおけるRAMとROMとは?快適に使うために知っておくべき知識とは

スマートフォンの機種情報を確認すると、RAMやROMといった表示を目にする機会があるのではないでしょうか。これは、スマートフォンのスペックを比較するときに重要な情報です。一見よく似た言葉ですが、それぞれ違った意味を持っています。RAMやROMの数値がスマートフォンの使い方に適していないと、使い勝手が悪いと感じてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

 

この記事では、「RAMとROMの違いをいまいち理解できていない」「RAMとROMの数値はどのような端末を選べばよいのか迷っている」という人に向けて、RAMとROMの違いやスマートフォンを選ぶときのRAMとROMの目安などについて解説します。

 

スマートフォンにおけるRAMとROMとは?

まず、スマートフォンにおけるRAMとROMの意味や機能について解説します。

 

RAMとは?

RAMとはRandom Access Memoryの略で、その端末の作業領域をRAMといいます。機械の頭脳部分であるCPUが作業するときに使用する作業台をイメージすると分かりやすいでしょう。RAMは一時的にデータを置いておくための場所で、処理に必要な分だけ書き込みが行われます。

 

そのため、アプリケーションの終了や電源の切断を行うと、頻繁に書き換わるという特徴があります。ちなみに、スマートフォンにおけるRAMは一般的に2~4GB程度で、4GBが主流です。ハイスペックな機種では6~8GBほどです。

 

スマートフォンの動作速度を決めるのはRAM

スマートフォンの動作速度は、RAMの容量によって決まります。RAMの数値は作業台の広さを表すようなもので、作業台が広ければ広いほど効率的に動作できます。RAMの容量が十分なら、大きなデータを扱ったり複数のアプリを起動したりしても、処理に影響はでにくいでしょう。

 

つまり、RAMが大きければ大きいほど、スマートフォンの処理速度は速くなります。

 

RAMが大きいとバッテリーの消耗は激しくなる

RAMが大きくなるほど、短時間で多くの処理が可能です。そのため、RAMが大きいスマートフォンは電池の消耗が激しいという特徴があります。RAMが小さい端末に比べて、RAMが大きい端末のほうがバッテリーの減りが早くなる可能性が高いでしょう。

 

ROMとは?

ROMは、Read Only Memoryの略です。本来は、映画のDVDやゲームソフトなどのように読み込みだけが可能で、追記や上書きはできないものを指す言葉です。しかし、日本ではデータを保存する領域をROMと呼んでおり、ストレージと同じ意味で使われています。

 

スマートフォンにおけるROMの大きさは機種によって様々で、16~256GBと幅広い容量の端末が売られています。

 

ROMが大きければたくさんの画像や動画を保存できる

ROMは撮影した写真や動画など、おもに長期間保存しておくデータの保存領域として使われます。そのため、ROMの容量が大きければ大きいほど、たくさんのデータを保存しておけます。たくさん写真を撮る、高画質の動画を保存したい、などの場合は、ROMの容量が大きいスマートフォンを選ぶのがおすすめです。

 

データが保存できるのはROMだけではない

スマートフォンのデータを保存できるのは、ROMだけではありません。写真や動画、ドキュメントデータなどを保存できるクラウドサービスや、外付けのハードディスクに保存する方法もあります。また、マイクロSDカードを挿入できるスマートフォンなら、あとからスマートフォンのROM領域を拡張可能です。

 

必要なRAMの目安

スマートフォンをどのように使うかによって、必要なRAM容量が変わります。ここでは、必要なRAMの目安について解説します。

 

スマートフォンの本体代金を安くしたい人は2GB

RAM容量が大きくなればなるほど、スマートフォンの代金は高くなる傾向です。RAMは最低でも2GBは必要ですが、これでは処理速度はそこまで速くありません。ただし、スマートフォンはメールやSNSの利用くらいで、ゲームアプリなどは使用しないという人は、2GBのRAMでも問題ないでしょう。一度に複数のアプリを立ち上げるなどの負荷をかけなければ、十分に使用可能です。

 

ゲームも楽しみたい人は4GB

スマートフォンでゲームアプリも楽しみたいという人は、RAMが4GB以上のスマートフォンがおすすめです。RAMの容量が少ないと、アプリが途中で止まったり、動きが悪くなったりするおそれがあります。現在(2021年度)、販売されているスマートフォンでは、4GBが最も一般的です。

 

複数のアプリを同時に使用するケースが多いという人も、4GBは必要です。これより容量の少ないRAMでは、バックグラウンドで動いていたアプリが強制終了してしまう場合があります。

 

高画質の動画やゲームをする人は6GB以上

グラフィックが美しい高負荷のゲームや、高画質の動画を楽しみたいという人は、6GB以上のRAMが搭載されたスマートフォンを選びましょう。高画質のコンテンツを楽しむには高い処理能力が必要となるため、RAMの容量は重要です。RAMの容量が少ないと、動画がカクカクして動きが悪く、見づらくなる可能性があります。

 

RAMはあとから拡張できない

スマートフォンを選ぶときに注意しなければならないのが、RAMはあとから拡張できないという点です。購入時のスペックよりも容量が大きいRAMに取り換えたいと思っても、それはできません。

 

購入前にどの程度のRAMが必要なのか判断しにくいという場合は、4GB以上のスマートフォンを選ぶのがおすすめです。RAMが4GBあれば、多くのアプリは問題なく動作できます。

 

必要なROMの目安

ROMには、あらかじめインストールされているアプリや、システムを動かすために必要なデータなども保存されています。その点に留意し、必要なROMがどのくらいか検討してみてください。ここでは、用途に応じてどの程度のROMが必要になるのか解説します。

 

写真をほとんど撮らないなら32GB以下で十分

RAMと違って、ROMの容量の大きさはスマートフォンの処理能力とは関係ありません。そのため、「写真や動画はほとんど撮らない」「保存しておきたいデータはあまりない」という人は、32GBのROMで十分です。

 

ただし、アプリによってはたくさんのROM容量を必要とする場合があるため、注意が必要です。例えば、LINEでトークのやりとりを頻繁にするという人は、LINEの容量だけで1GB以上のROM容量を使っている可能性もあります。

 

クラウドや外部メモリを活用するなら32GB以下で足りる

保存したいデータが多い場合でも、クラウドサービスや外付けハードディスク、マイクロSDカードなどを活用するのであれば、ROMは32GB以下でも問題ありません。スマートフォン本体に保存するデータが少なければ、ROM容量が少なくても大丈夫でしょう。

 

ただし、機種によってはマイクロSDカードを挿入できないタイプのものもあるため、マイクロSDカードを使ってROMを拡張しようと考えている人は、購入前にチェックしておきましょう。

 

スマートフォン本体に写真や動画を保存しておきたい人は64GB

写真や動画をよく撮影する人で、スマートフォン本体にデータを保存しておきたい場合は、ROM容量が64GB以上あったほうが安心です。ROM容量が少ないと、データを保存しきれなくなる可能性があります。

 

データをスマートフォン以外の場所に移しながら使う予定の人も、ROM容量に余裕があったほうがデータ移行の回数を少なくできます。

 

スマートフォンの動作が遅くなったり、ROMが不足したときにするべきこと

ここでは、スマートフォンの動作速度に問題を感じたとき、ROM不足に困っているときにすべきことを解説します

 

スマートフォンの動作が遅くなったとき

RAMに負荷がかかると、スマートフォンの動作が遅くなる場合があります。ここでは、RAMを解放し、動作速度を改善する方法を解説します。

 

キャッシュを削除する

キャッシュとは、動作効率をよくするために一時的に保存されるデータのことです。WebブラウザやLINEなど、さまざまなアプリでキャッシュは自動的に記録されています。このキャッシュはRAMに保存されるため、設定メニューなどからキャッシュを削除するとRAMの領域が解放され、動作速度が改善するケースがあります。

 

バックグラウンドアプリを停止する

バックグラウンドアプリとは、使用していないにも関わらず起動されたままになっているアプリのことです。バックグラウンドアプリもRAMを使用して動いているため、一見起動していないようにみえても、RAMには負荷がかかっています。使用していないアプリは意識的に停止してみるといいでしょう。

 

端末を再起動する

比較的簡単に素早くできる対処方法は、端末の再起動です。RAMは電源を切ると自動的にデータが消去されます。端末を再起動すると、バックグラウンドアプリなどのRAMを使用して動いているものがすべて停止し、RAMが強制的に開放されます。

 

そのほか、何らかの原因で動作速度を遅くしていたものもリセットされる可能性があり、とりあえず試してみるべき方法といえるでしょう。

 

初期化する

端末の初期化は動作速度の改善に効果的ですが、これは最終手段です。端末を初期化すると、インストールしたアプリや保存したデータがすべて消えてしまいますので、基本的にはおすすめしません。RAMだけでなくROMのデータまで消えてしまうため、初期化する前に大切なデータはバックアップをとっておきましょう。

 

RAMやROMを圧迫しないように、初期化後は必要なアプリだけを再インストールするのがおすすめです。

 

ROMが不足したとき

ROMが不足すると、新しいデータがスマートフォンに保存できなくなります。ここでは、ROMが不足したときの対応について解説します。

 

クラウドやマイクロSDカードを活用する

スマートフォン本体にデータが保存できなくなった場合は、外部にデータを保存するという方法があります。パソコンやマイクロSDカードにデータを移行し、移したデータを本体から消去すると、ROM容量を解放できます。Googleフォトなどのクラウドサービスを活用すれば、インターネット上へのデータ保存も可能です。

 

ただし、マイクロSDカードは半永久的な保存は不可能、クラウドサービスはサービスが終了するとデータが保存できなくなるなど、それぞれ注意点があります。ROMが不足したときは、まずは削除できるデータがないか確認してみてもよいでしょう。

 

まとめ

スマートフォンにおけるRAMとROMは、それぞれ「作業領域」と「保存領域」という意味で使われています。スマートフォンの処理能力に関してはRAMの数値、データをどれくらい保存できるかに関してはROMの数値をそれぞれ参考にして、スマートフォンを選びましょう。

 

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※当ページの内容は2021年2月時点の情報です。

 

 

 

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