スマホを2台持ちするメリットは?おすすめの組み合わせと知っておきたい節約方法を解説

更新日:2023年12月26日

スマホを2台持ちしたい場合、格安スマホにしようと考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では、スマホの2台持ちを検討する人に向けて、スマホを2台持つメリットやデメリット、節約方法やおすすめの組み合わせについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

 

スマホ2台持ちの現状

2019年のスマートフォン比率は、1台目が83.5%、2台目が72.6%です。このことから、携帯電話を2台持つ場合、2台目についてもスマホを選ぶケースが多いことがわかります。また、スマホの種類については、格安SIMを提供しているMVNOの比率が、全体で15.0%です。なかでも、1台目は13.8%、2台目は23.4%と、MVNO率は2台目のほうが高くなっています。

 

※出典:

第1章 スマホ・ケータイの所有・利用状況|モバイル社会研究所

 

2台持ちしている人が使用している携帯電話は、2015年時点では、40.6%が「格安スマホとガラケーの2台持ち」でした。しかし、2018年には14.8%に減り、「他のスマホと2台持ち」が17.7%と増加傾向です。このことから、ガラケー利用者が減り、2台ともスマホを使う人が増えていることがわかります。

 

※出典:

格安スマホの利用率、3年で4倍に ジャストシステム調べ|ITmedia NEWS

 

スマホ2台持ちにしたい理由は?

スマホを2台持ちしたい理由として多いのが、「仕事用とプライベート用」で分けたいというものです。仕事用とプライベート用に分けることで、仕事のデータをプライベートに持ち込まずに済んだり、メールなどの仕分けも楽になったりします。

 

「動画やゲーム用と通話用」に分けたいという理由もあります。ゲームや動画の視聴が多い場合は、1台では容量が足りなくなり、アプリを削除するなどの手間がかかります。2台持ちにすると、通話やSNS用と動画やゲーム用に分けられるため便利です。

 

「自分用と子ども用に分けたい」という人もいます。小さな子どもがいる場合、家事の際に動画をみせておく人も多いでしょう。子ども用のスマホがあれば、誤作動の心配もありません。

 

また、別回線で契約することにより、通信障害の回避や通信エリアの拡大が可能です。

 

スマホ2台持ちの4つのメリット

スマホを2台持つメリットは4つあります。ここでは、それぞれのメリットを解説します。

 

メリット1:格安SIMとの併用で携帯代が節約できる

2台ともスマホにすると、携帯代が高くなると思っている人も多いでしょう。しかし、スマホの2台持ちは、使い方や契約の内容次第でガラケーとスマホの2台持ちよりも、携帯代が節約できます。

大手キャリア・格安SIMを問わず、スマホには多様なプランが用意されています。例えば、通話のみのプラン、データ容量ごとに細かく分けられたプランなど、安いプランを選ぶことで料金が抑えられます。

また、格安SIMは月額基本料が税込1,000円程度からあるため、利用料金とあわせても携帯代は安くなります。

メリット2:バッテリー切れのリスクを回避できる

2台スマホを持っていると、バッテリーが切れた場合に便利です。スマホは、通話だけではなくSNSや地図アプリなど、生活に密着した使い方をするため、バッテリー切れになると、地図がみられない、連絡が取れないなど、大きな影響が出てしまいます。

そのような場合でも2台持っていれば、もう1台で連絡を取ったり地図がみられたりと、リスクを回避できます。また、何らかの通信障害が起こったり圏外になったりした場合、もう1台のスマホで対応が可能です。

メリット3:用途に合わせて2つの端末を自由に使える

スマホ2台持ちすることで、用途に合わせて、端末を自由に使えることも大きなメリットです。例えば、1台のみの場合、通話中には他のアプリを開いづらいことがあります。しかし、2台あれば通話しながらアプリを開いたりメモアプリでメモを取ったりと、自由な使い方ができます。

また、iOSとAndroidの2台持ちにすれば、それぞれの独自機能が利用可能です。例えば、Android独自の「おサイフケータイ」があれば、電子マネーが使いやすくなります。また、iOSにしか対応していないアプリもあります。

メリット4:紛失したスマホをすぐに探せる

2台持ちをしていると、スマホを紛失した際にすぐに探せます。Android・iOS双方に、「Androidを探す」「iPhoneを探す」などの機能が搭載されているからです。スマホにはさまざまな情報が入っているため、紛失した場合には、一刻も早く探し出さなければなりません。

Androidでは、Googleアカウントで「スマートフォンを探す」にアクセスすることで、位置情報が表示されます。iPhoneの場合は、iCloudへサインインをして、「iPhoneを探す」を選択すると探し出せます。パソコンなどを用意することなく、スピーディーに探し出せるのは大きなメリットです。

 

スマホ2台持ちのデメリット

スマホ2台持ちには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。ここでは、2台持ちのデメリットを解説します。

 

デメリット1:購入費・維持費がかかる

スマホを持つには、購入費や維持費がかかります。2台分の料金がかかるため、1台だけ持っている場合と比較すると、コストが高くなります。さまざまなプランがあるものの、気軽に契約してしまうと、思ったよりも料金が高くなるケースもあるため、注意しましょう。

2台持ちの場合には、お得なプランや格安SIMを選ぶなど、料金を最低限に抑えるための工夫が必要です。どのような機能が必要なのかをしっかり検討し、料金プランや端末を選ぶことが重要です。

 

デメリット2:データ・セキュリティの管理が大変

スマホが2台に増えることで、管理の手間が2倍に増えます。例えば、画像やデータの保存先をどちらのスマホにするのかを決めていないと、必要なときにデータを探す手間が大きくなります。ACアダプタなどの周辺機器は、端末ごとに異なるため、管理が面倒だと感じるかもしれません。

また、アカウント管理にも注意が必要です。どちらのアカウントかわからなくなる、2台を持ち歩くことで、紛失リスクが2倍になるなど、セキュリティ面の管理も複雑化します。

 

スマホ2台持ちにおすすめの組み合わせ

ここでは、スマホを2台持ちする際のおすすめの組み合わせについて紹介します。

 

組み合わせ1:大手キャリア×格安SIM

大手キャリアのスマホと格安SIMスマホを組み合わせる場合には、大手キャリアは通話用、格安SIMはデータ通信用に分けるのがおすすめです。格安SIMの場合、「電話かけ放題プラン」を提供している業者は多くありません。大手キャリアにおいては「電話かけ放題プラン」を提供しているため、頻繁に電話をかける人はデータ容量が少ないプランを選び、通話用として活用するとお得です。

格安SIMの中には、データ通信し放題のプランもあります。また、毎月どの程度のデータ容量が必要なのかを把握して、適切なデータ容量のプランを選ぶのもよい方法です。さまざまなプランを上手に組み合わせることで節約が可能です。

 

組み合わせ2:格安SIM×格安SIM

格安SIMスマホを2台持ちするのもおすすめです。データ通信専用と音声通話専用で、格安SIMスマホ2台を使い分けると便利です。格安SIMにもさまざまな種類があり、通話プランが充実している事業者もあります。また、前述のように、通信し放題プランを提供している格安SIMもあるため、2つを組み合わせて活用しましょう。

格安SIMの2台持ちは、同じ回線にするか、それとも別回線で契約するかを検討することが重要です。同じ回線で契約すると月額基本料金などがお得になるケースもあります。別回線の場合は、通信障害のリスクを回避できます。双方にメリットがあるため、どちらが自分にあっているかを考えましょう。

 

組み合わせ3:大手キャリア×大手キャリア

大手キャリアスマホを2台持ちする場合、料金は3つの組み合わせの中で、もっとも高くなります。ただし、2台目を購入することで安くなるケースもあるため、どうしても大手キャリアで2台持ちしたい場合には、同キャリアで契約するとよいでしょう。

 

大手キャリア2台持ちなら、どちらでも電話ができるため、仕事用とプライベート用で分けたいという場合にも向いています。別キャリアを契約する際には新規契約が必要ですが、通信エリアが2社分になり、通信障害などにも備えられます。格安SIMを使ってみたが自分にはあわなかった、大手キャリアで快適にスマホを活用したいといった場合におすすめの組み合わせです。

 

格安SIMや格安スマホの他にできる節約方法

格安SIMやスマホへの変更以外の節約方法もあります。1つめは通信料です。データ通信の利用が少ない場合は、データ量の設定が低いプランにすると大幅に削減ができます。また、データ通信の利用が多い場合には、Wi-FiやWiMAXによって通信料の削減が可能です。無駄なオプションやアプリを解約するのも有効な方法です。

 

2つめは通話料です。普段から頻繁に電話をかける場合には、かけ放題プランの契約がおすすめです。一定の料金を支払うことで通話料が無料になるため、使い方次第で大幅に料金が削減されます。無料通話アプリの利用も、スマホ同士での通話が多い場合には、おすすめの節約方法です。

 

まとめ

スマホを2台持ちすると、仕事用とプライベート用に分けられたり、アプリ用と通話用に分けられたりと、さまざまなメリットがあります。ただし、料金は2台分かかるため、端末の組み合わせやプランの検討などは慎重に行いましょう。

イオンモバイルは、豊富な料金プランの中から、ユーザーごとに最適なプランを選択できます。格安料金だけではなく、契約期間の縛りなし・解約金はゼロと利用しやすいのも大きなメリットです。2台目のスマホとして格安SIMを検討中なら、ぜひお申し込みください。

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※当ページの内容は2023年12月時点の情報です。

 

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