SIMフリーおすすめのスマホは?気になる選び方とおすすめ機種を紹介

更新日: 2024年4月26日

SIMフリーとは、どの通信事業者でもスマートフォンにSIMカードを挿入せば利用できる状態になっている状態を指します。この記事では、SIMフリースマホの選び方や申し込み手順について解説します。SIMフリースマホ格安スマホ事業者で利用するメリットも解説しているので、参考にしてください。

SIMフリーの概要

SIMフリーが実際どのようなものなのかわからない人も少なくありません。ここでは、SIMフリーについて詳しく解説します。

そもそもSIMとは

SIMとは、スマートフォンや携帯電話、モバイルルーターなどに挿入されている、小さなICカードのことです。電話番号を認識するために必要なICカードで、SIMカードを入れることによりスマートフォンや携帯電話などで通話やデータ通信が可能になります。また、SIMカードは3種類あり、種類によって大きさが異なります。

SIMフリーの状態とは

SIMフリーの状態とは、どの通信会社のSIMカードを挿入しても利用できる状態になっていることを指します。大手キャリアなどで契約した端末にはSIMロックがかかっていることが一般的ですが、SIMフリーはロックがかかっていません。SIMロックを解除した端末、もしくはもともとどこの通信会社のSIMカードでも使用できる端末がSIMフリーです。

SIMロックとは

SIMロックとは、他社のSIMカードが使えないようにロックをかけることです。大手キャリアでスマートフォンを契約した場合には、他社のSIMカードを挿入しても利用できないようにSIMロックがかけられていることが一般的です。ショップに持ち込む、またはオンラインなどの手続きでSIMロックを解除できます。

格安SIMとSIMフリーの違い

格安SIMとSIMフリーを混同する人も少なくありませんが、両者の意味は異なります。SIMフリーとは前述したとおり、どの通信会社のSIMカードを挿入しても使える状態になっていることです。一方、格安SIMとはSIMフリーの端末に挿入することで、低料金で通信サービスが受けられるSIMカードのことを指します。

SIMフリーのメリット

SIMフリーのメリットは、主に3つあります。ここでは、3つのメリットについて解説します。

費用を抑えられる

SIMフリーのスマートフォンを格安スマホ事業者で契約すると、運用費がかからないため、大手キャリアと比べて毎月の使用料金を抑えられます。また、格安スマホ事業者は独自の通信設備を持たないため、設備費用が削減できます。店舗も構えていないので、人件費削減も可能です。

さまざまなプランが選べる

格安スマホ事業者を選べば、さまざまなプランを用途に合わせて選べます。必要のない機能を減らすことで、毎月の料金が安くなる場合もあります。毎月のデータ利用料に合わせて自分に合ったプランを選ぶことも大切です。

セット購入で端末の分割購入ができる

SIMフリースマホを購入する際に気になるのが、端末本体の料金です。低価格のものなら一括でもよいでしょうが、高価格の端末だと難しい場合もあるでしょう。格安SIMとセットで購入すれば、月額使用料に上乗せして分割購入が可能です。高額の本体も無理なく購入でき、月々の負担を少なくできます。

SIMフリーのデメリット

SIMフリーのデメリットは、主に2つあります。ここでは、2つのデメリットについて解説します。

キャリアメールが利用できない場合がある

格安スマホ事業者では、基本的にはauやNTTドコモなどのキャリアメールを利用できません。そのため、キャリアから乗換える際には、アドレスを変える必要があります。ただし、現在契約中の携帯会社より、キャリアメールの持ち運びを行えば、キャリアメールを引き続き利用できます。携帯会社のメールサービスを利用するには、契約中の携帯会社へ利用料金を支払う必要があります。

契約を自分で行う必要がある

格安スマホ事業者では、「APN設定」と呼ばれる初期設定を自分で行う必要があります。そのため、インターネット上の手続きが苦手な人によっては、デメリットに感じるでしょう。多くの格安スマホ事業者は、「チャットサポート」があるため、迷ったら問い合わせしてみましょう

SIMフリーがおすすめな人

ここでは、SIMフリーが向いている人の特徴を紹介します。

スマホ料金をおさえたい人

SIMフリースマホは、スマホ料金を抑えて節約しながら使いたい人に向いています。格安SIMはプランが豊富で、用途や使い方にあったプランの選択が可能です。そのため、SIMフリースマホと格安SIMと組みあわせて利用することにより、大手キャリアで契約するよりも基本料金・通信料ともに安く抑えられます。

海外でもSIMを使いたい人

出張や旅行などで海外に行くことが多く、現地SIMを購入して使いたい人にはSIMフリースマホがおすすめです。通常のスマートフォンの場合、手続きすれば海外でも利用できますが、料金は高額になりがちです。その点、通信料が安い現地のSIMを利用すれば通話やデータ通信のコストを抑えながら使用できます。

SIMフリーのスマホに乗換える方法

SIMフリーのスマートフォンに乗換える際の4つのステップを解説します。

契約するプランと携帯会社を決める

SIMフリーのスマートフォンに乗換える際には、契約するプランと携帯会社を決めましょう。通信業者により、選べるSIMフリーのスマートフォンが限られるため、注意が必要です。事前に通信回線業者を決めると、購入すべき端末を絞れます。利用シーンや状況に応じて、プランも考えておきましょう。

スマホを購入する

契約するプランと携帯会社が決まったら、店頭やネットショップなどで、契約する事業者に対応しているスマートフォンを購入しましょう。スマートフォンを手元に準備できたら、充電をしておきます。SIMフリーのスマートフォンの購入場所についての詳しい内容は、後述します。

込み手続きをする

スマートフォンを準備できたら、申込み手続きを進めましょう。新規で契約したり、乗換えたりする場合は、スマホ事業者で申込みをします。手続き方法は、店舗やオンラインなど事業者により異なります。

初期設定をする

申し込み手続きが完了したら、スマートフォンの初期設定をしましょう。SIMカードをスマートフォンに挿入し、APNと呼ばれる初期設定をします。初期設定のマニュアルは、SIMカードと同封されている場合がほとんどです。

SIMフリーのスマホの選び方

SIMフリースマホを選ぶ際には、以下で紹介する3つのポイントを確認しましょう。

価格帯を確認する

スマートフォンは、主にスペックや価格帯をもとにして、3種類に分けられます。「エントリーモデル(ローエンドモデル)」は3つの中ではもっとも安価で最低限の機能が備わっています。「ミドルレンジモデル」は一とおりの機能が揃っておりコスパに優れていることが特徴です。「ハイエンドモデル」はハイスペックで処理も早く、ゲームや動画などを楽しみたい人に向いています。

機能や性能を確認する

スマートフォンと一口にいっても、機能や性能は機種によって大きく異なります。とくに、画面サイズやカメラ性能、データ保存容量などに関しては、機種によって機能・性能が変わるため、しっかりと確認しましょう。画面サイズが大きくなればスマホ本体も大きく重くなるため、実際に手に取って確かめることも重要です。

おサイフケータイ®️を確認する

おサイフケータイ®️とは、「FeliCa」を利用してスマホ本体をかざすだけで買いものができる決済機能のことです。日本メーカーが製造・販売しているスマートフォンであれば、ほとんどがおサイフケータイ®️に対応していますが、海外メーカーの場合対応していないケースもあります。そのため、おサイフケータイ®️を利用したいなら、事前に確認が必要です。

使い道で選ぶ

SIMフリーのスマートフォンを選ぶ際には、使い道で選ぶことも大切です。例えば、ゲームや動画を楽しむならハイエンドモデル、写真を撮りたいならカメラ性能に注目するなど、使い道にあわせて選びましょう。屋外やキッチンなどで使う場合は、防水機能があるものが適しています。

ディスプレイのサイズで選ぶ

SIMフリーのスマートフォンのディスプレイのサイズは、さまざまなサイズが展開されており、3×4インチまでの小型スマホと、5インチ以上の大型スマホに大別されます。「片手で操作できるものがいい」「操作性を重視したい」「動画や映画を大きな画面で楽しみたい」などの要望に合ったサイズを選びましょう。

ストレージの容量から選ぶ

ストレージは用途に合わせて、選びましょう。ストレージとは、スマートフォンのデータを記憶する場所を意味します。ストレージ容量は、一般的に512GB〜1TBの大容量モデル、128GB〜256GBの中容量モデル、64GB以下の小容量モデルに分けられます。

バッテリーの容量から選ぶ

バッテリーの容量から選ぶことも大切です。一般的なバッテリー容量は、3,000~3,500mAhですが、毎日スマートフォンを持ち歩くなら、5,000mAh以上の大容量バッテリー搭載モデルがおすすめです。一方で、急速充電をしたい場合は空き時間で充電ができるモデルを選びましょう。

好みのデザインから選ぶ

SIMフリーのスマートフォンは、さまざまな機種や色、デザインがあります。そのため、カッコよさや可愛さ、フルディスプレイやガラス背面などの好みで選ぶことが可能です。最近では、キャラクターとコラボレーションをしているスマートフォンもあります。

おすすめのスマホメーカー

iPhone

iPhoneは、Apple社が提供する製品です。すべてApple社が作っているため、操作性に一貫性があるのが特徴です。性能や価格はそれぞれなので、用途や予算に合わせて製品が選べます。

AQUOS(アクオス)

AQUOSは、シャープが展開しているスマホメーカーです。防じんや防水性能、カメラ性能など、さまざまな機能がある点が特徴です。高性能のスマートフォンを購入したい人におすすめします。

Xiaomi(シャオミ)

Xiaomiは中国のスマホメーカーで、コストパフォーマンスの高さが特徴です。Redmiシリーズは日本国内でも人気のモデルとなっています。

motorola(モトローラ)

1928年にアメリカで設立された歴史あるメーカー。多くの機種で純正のAndroid OSが搭載されています。高品質で使いやすいスマートフォンがお手頃な価格で手に入れることができます。

OPPO(オッポ)

OPPOは中国のスマホメーカーです。アジアを中心に人気のブランドで、日本でのシェアも増えています。高機能でありながら、手頃な価格のSIMフリーのスマートフォンを発売しています。

おすすめのSIMフリーのiPhone

iPhone15

充電端子がUSB-C対応になったiPhone15。他の電化製品でも多く採用されている規格のためケーブルを複数持つ必要がなくなり、他の製品との互換性が向上するためより便利になりました。

iPhone14

iPhone14は、バッテリー駆動時間が長い点が特徴で、最大20時間のビデオ再生が可能です。前モデルのiPhone13よりも、バッテリー駆動時間が1時間程度長くなっています。また、全6色のカラーが展開されており、カラーバリエーションが豊富な点も特徴です。

iPhone13

iPhone13には、広角カメラと超広角カメラが搭載されています。前モデルのiPhone12より大きく変わったのは、映画のような動画が撮れる「シネマティックモード」が搭載された点です。

iPhoneSE

iPhoneSEは、4.7インチのディスプレイを搭載したコンパクトサイズの製品です。最新のiPhoneと比較して、価格が安い点も特徴です。シンプルな機能で、価格を抑えて利用したい人に適しています。

おすすめの5G対応SIMフリースマホ

motorola moto g52j 5G

moto g52j 5Gは、6.8インチの大型ディスプレイを採用したSIMフリーのスマートフォンです。大画面で動画や映画を視聴したい人におすすめです。120Hzのリフレッシュレート対応であるため、滑らかに動く映像を視聴できます。

参照:motorola moto g52j 5G

Xiaomi  Redmi Note 11 Pro 5G

Xiaomi  Redmi Note 11 Pro 5Gは、画面に有機ELを採用したSIMフリーのスマートフォンです。映像を綺麗に表示できるため、動画を快適に楽しめます。5,000mAhのバッテリーと、急速充電対応の67W 充電器で、長時間使用にも適しています。

参照:Xiaomi  Redmi Note 11 Pro 5G

ミドルレンジのSIMフリースマホ

AQUOS sense8

ミドルレンジのスマートフォンで、ハイエンドに匹敵するカメラを搭載。また、ブルーライトを低減した新素材のディスプレイにより、目への負担を軽減しながらゲームや動画を楽しめます。

参照:AQUOS sense8

おすすめのエントリーモデルのSIMフリースマホ

motorola moto g24

RAMブーストによって同時に複数のアプリを開いてもスムーズなマルチタスクが可能。低価格でありながらDolby Atmos®とステレオスピーカーが搭載されているので、音楽だけでなくゲームや動画も一層楽しめます。

参照:motorola moto g24

SIMフリーのスマホの購入場所

家電量販店

SIMフリーのスマートフォンの購入場所として、家電量販店が挙げられます。家電量販店では、店員に相談しながら購入ができます。実物が確認できる点や、ポイントをためられたり使用できたりする点が、メリットといえます。

携帯ショップ

SIMフリーのスマートフォンは、携帯ショップでも購入できます。携帯ショップでは、店員に相談しながらスマートフォンを選べることはもちろん、デザインや操作性も確認できます。また、さまざまな支払い方法に対応しているため、支払い方法を選びたい人にもおすすめです。

ECサイト

SIMフリーのスマートフォンは、ECサイトでも購入可能です。ECサイトでは、24時間好きなタイミングで購入できます。端末について事前に調べられるメリットがある反面、実物は確認できない点がデメリットといえます。ECサイトには、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどがあります。

オンラインストア

オンラインストアも、SIMフリーのスマートフォンの購入場所の1つです。オンラインストアでは、好きなタイミングで購入できます。そのため、欲しいモデルが決まっていて、端末のみを購入したい場合に便利です。オンラインストア限定のクーポンや割引がある場合もあるので、活用しましょう。

中古ショップ

SIMフリーのスマートフォンは、中古ショップでも購入できます。中古ショップで購入する場合、新品を購入するよりも安く済む可能性があります。実店舗に行けば実機を確認できる点や、販売終了の機種が見つかる可能性がある点も、中古ショップで購入するメリットです。

購入前の注意点

速度が不安定になることがある

SIMフリーのスマートフォンを格安スマホ事業者で契約する場合、キャリア回線の一部を借りているため、通信が安定しない場合があります。夜間や休日など回線が混む時間は、高速通信ができない可能性もあるため、注意しましょう。

サポートを受けにくいことがある

SIMフリーのスマートフォンを格安スマートフォン事業者で契約する場合、店舗がないことが多く、十分なサポートを受けられないと感じる場合があります。

まとめ

現在では、どの通信会社のSIMカードでも使える、SIMフリースマホが普及しつつあります。SIMフリースマホを利用する際には格安スマホとセットで購入することで、すぐに利用でき、月々の支払いも軽くなります。

イオンモバイルでは、さまざまなSIMフリースマホを取り扱っています。また、全国200店舗で販売・サポートを行っており、安心感が高いことも魅力です。SIMフリースマホでの格安SIMの利用をお考えでしたら、ぜひお申込みください。

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※当ページの内容は2024年4月時点の情報です。

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