格安SIMへの乗換えは、毎月の通信費を安くできるため非常にお得です。格安SIMへの乗換えを検討している人は多いです。この記事では、格安SIMとは何か、乗換えの際の手続き・手順・メリット・注意点などについて解説します。乗換えを検討中の人は、ぜひ役立ててください。
そもそも格安SIMって?
格安SIMとは、安い利用料金で通信サービスを利用するために必要なICカードのことです。SIMカードには、利用者の識別番号や電話番号などの情報が記録されていて、すべてのスマートフォン・タブレット・携帯電話の中に入っています。格安SIMカードが省略されて格安SIMと呼ばれています。
格安SIMが安い理由
格安SIMは、自社で基地局やアンテナを整備するなど設備投資が不要なため、通信費を安くできます。格安SIMを取り扱う業者は、NTTドコモ、au、ソフトバンクなど大手通信会社の回線を借りて通信サービスを提供しています。大手通信会社は、設備投資の費用を通信料金に上乗せしているため、一般的に高めの料金設定となっています。
格安SIMへの乗換え方法は2通り
格安SIMへ乗換える2つの方法について解説します。
今使っているスマホをそのまま使う
使用中のスマートフォンをそのまま使う方法で、電話帳や写真などのデータ移行やアプリの引継ぎ・再設定などは必要ありません。SIMロック解除の手続きが必要になるケースもあるため、SIMロック解除の可否を確認しておきましょう。
スマホ本体も乗換える
スマートフォン本体ごと乗換える方法で、格安SIM入りのスマートフォンを購入・契約します。スマートフォンごと乗換える場合、基本的な設定や手続きなどは格安SIM会社で行ってくれるため、簡単に乗換えられることがメリットです。スマートフォンの種類によっては、データ移行のためのバックアップが必要となる可能性があります。
格安SIMの乗換え手続きに必要なこと
格安SIMに乗換える際に必要な手続きを解説します。
MNP予約番号を発行してもらう
現在使っている電話番号を継続利用したい場合は、MNP予約番号の発行をしてもらいましょう。MNPは、携帯電話番号ポータビリティーのことで、現在の電話番号を引き継げるサービスです。ショップに行くか、電話、オンラインで発行してもらえます。MNP予約番号は15日間有効です。
本人確認書類を用意する
乗り換えの際には、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を用意する必要があります。本人確認書類は、格安SIM会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
支払用のクレジットカードを用意する
格安SIMの支払い用のクレジットカードを用意しておきましょう。格安SIM会社では、本人名義のクレジットカードでの支払いが基本となります。銀行口座振替に対応している格安SIM会社は少数のため、クレジットカードを持っていない場合には、事前に作る必要があります。
格安SIMの乗換え手順
格安SIMの乗換えの手順を解説します。
契約と同時にスマホ本体も購入する場合
1.購入する機種の決定・申込
はじめに、格安SIM会社が販売しているスマートフォン本体の中から、購入したい機種を決め申込みます。
2.MNP切替え手続き
申し込み完了後、1週間以内程度でスマートフォン本体とSIMカードが届きます。MNP切替え手続きを行いましょう。
3.各種設定
SIMカードをスマートフォン本体に挿入して、各種設定を行います。
今使っているスマホを引き続き使用する場合
1.SIMロックの解除
大手通信会社の場合には、基本的にSIMロックがかかっているため解除の手続きを行います。利用中の大手通信会社に手続きを依頼しましょう。
2.SIMカードの申込
SIMロック解除が済んだら、SIMカードを申込みます。
3.MNP切替え手続き
申し込み完了後、1週間以内程度でSIMカードが届くので、MNP切替え手続きをします。
4.各種設定
SIMカードを利用中のスマートフォン本体に挿入し、各種設定を行います。
格安SIM会社の選び方
格安SIMを契約する場合には、会社選びが重要です。ここでは、格安SIM会社の選び方のポイントを解説します。
店舗があるかどうか
格安SIM会社は店舗を構えていないケースも多いため、店舗の有無を確認しましょう。店舗がない場合、オンラインでの手続きとなり、店舗がないと不安な人には重要なポイントです。オンラインでの手続きに不安があり、対面で相談したい場合は、実店舗を構えている格安SIM会社を探しましょう。
イオンモバイルは、イオンの店舗内にショップがあり、買い物ついでに立ち寄れるため、気軽に相談できて便利です。
使用している回線はどこか
購入を検討中の格安SIM会社が、どこの通信事業者(NTTドコモなど)の回線を使っているかを調べましょう。格安SIM会社によって、借りている回線が異なります。使用中の大手通信会社とは異なる回線を利用する場合は、SIMロック解除の手続きが必要となります。同じ回線を利用する場合はSIMロック解除の手続きは不要です。
購入できるスマホの種類は豊富か
スマートフォン本体を購入して格安SIMに乗換える場合は、購入できるスマートフォンの種類が豊富にあるかを確認しましょう。スマートフォンの価格、必要な機能が搭載されたモデルがあるかなどを確認しましょう。
格安SIMに乗換えるメリット
格安SIMに乗換えるメリットを解説します。
料金が安い
格安SIMに乗換える一番のメリットは、料金が安いことです。格安SIMは大手通信会社の回線を借りて通信サービスを提供しているためコストがかからず、料金が大幅に安くなっています。通信量などのプランにもよりますが、大手通信会社の半分以下で利用できるケースが多いです。
データプランが細かく設定されている
格安SIMは、データプランが細かく設定されていることも魅力の一つです。1GB以下の小容量プランや50GBまでの大容量プランなど、通信量ごとにプランが用意されています。自分が使う通信量にあわせて好きなプランを選択できるため、無駄なく利用できます。
格安SIMに乗換えるときの注意点
格安SIMに乗換えるときに注意したい4つのポイントを解説します。
インターネット・電話が使えない「すき間」ができることがある
乗換えのタイミングを間違えると、インターネットや電話が使えない「すき間」ができることがあります。大手契約会社との契約を切ってしまった後で、SIMカードが届くまでの間しばらく使用できなくなります。
不安な人はイオンモバイルなどのように、「ご契約即日お渡し店舗」を利用することをおすすめします。契約後すぐにスマートフォンが使え、すき間ができないため、ストレスなく乗換えができます。
SIMロック解除を忘れると使えない
SIMロックの解除を忘れると、解除が完了するまでスマートフォンが使えないため気をつけましょう。ドコモやauから回線を借りている格安SIM会社に乗換える際には、SIMロック解除が必要です。乗換え前後の回線が同じ場合はロック解除せずに使えます。大手通信会社との契約を解約する前に、ショップやWebサイトでSIMロックを解除しておきましょう。
サポートが受けにくい
格安SIM会社の場合、実店舗を構えていないことが多いです。スマートフォン本体に不具合があったり、故障してしまったりなどのトラブルがあっても、すぐに対応してもらえません。サポートセンターへの電話がつながりにくいケースもあります。イオンモバイルならイオンの中に実店舗があるため、安心感が高いです。
まとめ
格安SIMに乗換えることで、料金が安くできます。SIMロック解除・SIMカードの申込み・MNPの切り替え続きなど手間はかかりますが、料金が安くなるのは大きな魅力です。しかし、格安SIMの手続きはオンラインで行うことが多く、実店舗を持たない会社が多い点が不安だという人は多いです。
イオンモバイルは、全国200店舗以上の販売・サポートと充実の店舗網を誇っています。また、豊富な料金プランの中から、最適なプランの選択が可能です。月々の使用料が安くサポートも充実しているので、格安SIMへの乗換えを検討中の人は、ぜひお申し込みください。
※当ページの内容は2023年12月時点の情報です。