スマホの電池(バッテリー)があっという間に減ってしまう時の対処方法|原因など合わせて解説します

<p>木洩れ日</p>

更新日:2022年7月6日

スマートフォンの充電をしたばかりなのに、あっという間に電池残量が減ってしまって困る、などと悩まれている人は多いでしょう。スマホの充電がすぐに減ってしまう原因としては、スマホのバッテリーが劣化している場合と、スマホの設定によって減ってしまう場合の2つが考えられます。

この記事では、スマホの充電がすぐに減って困っている人に向けて、原因別の対処方法を解説します。また、緊急時の充電方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください

スマホの電池(バッテリー)が早く減ってしまう原因は

スマホの充電がすぐに減ってしまう原因としては、大きく分けて、「バッテリーの劣化」と「スマホの設定による電池の消耗」の2つが考えられます。それぞれの詳しい対処法については、後述します。

バッテリーの劣化

スマホのバッテリーには「リチウムイオン電池」が使われています。リチウムイオン電池は長持ちしやすいという特徴がありますが、劣化しないわけではありません。数年使用することで、徐々に劣化していってしまいます。劣化の目安としては2年前後になりますが、使い方によっては期間が変わってくるため、人それぞれだといえるでしょう。

スマホの様々な設定による電池の消耗

バッテリーの劣化以外の原因と考えられることは、「スマホの設定」です。スマホの設定によっては、電池を余計に消耗している可能性があるため、スマホを変えてから期間が経っていないのに充電が早くなくなる場合には、設定を見直しましょう。さまざまな設定とは、スマホ本体の設定だけでなく、利用しているアプリの設定も含まれます。

スマホの電池が早く減ってしまう場合の対処法

スマホの電池がすぐに減ってしまう場合には、これから紹介する対処法を試してみましょう。

バッテリーの劣化を防ぎ、電池を長持ちさせる

スマホは定期的に充電をしなければいけないため、充電を繰り返すことでの経年劣化自体を防ぐことはできません。ただし、スマホの使い方によっては劣化のスピードを遅くすることも可能です。そのため、バッテリーを劣化させ、充電が持たないような使い方をしていないかどうか、自分の使い方を見直してみましょう。

充電しながら使用しない

スマホを充電しながら使用することは、バッテリーにとっては大きな負担となります。充電しながら使用することでスマホ本体が熱を持ち、バッテリーの劣化スピードを早める可能性があるため注意しましょう。

0%、100%の状態に気を付ける

バッテリーが0%では過放電状態になり、何もしなくても負担がかかります。また、100%の状態で長く充電していると内部電圧が高まり負担がかかるため、0%になる前に充電し100%の状態を長く続けないようにしましょう。以前いわれていた継ぎ足し充電については、リチウムイオン電池では問題ないとされているため、気にしなくても構いません。

指定品以外の充電器の使用に注意

スマホの充電器にはメーカー純正品以外にもさまざまな種類があります。しかし、指定品以外の使用は推奨されていません。電圧などが異なる可能性もあり、電池に負荷がかかる場合もあるため注意しましょう。

外気温にも注意する

スマホのバッテリーは高温環境に弱いといわれています。真夏などの暑い時期に車の中に放置してしまうと、バッテリーにとっては大きな負担となり、劣化が早まる可能性があるため気をつけましょう。

【参考】電池を使い切り、電源オフから充電してみる

スマホ本体が電池残量の誤認を起こしている場合もあります。その際には、一旦電源を使い切って、電源をオフにしてから充電してみましょう。これにより、リチウム電池のキャパシティなどを正確に認識することができます。

スマホの設定によるバッテリーの消耗を防ぐ

スマホ本体の設定を見直すことも重要です。設定を見直すことにより節電になり、充電が早く減ってしまうことを防げる可能性があります。ここでは、どのような項目を見直すべきかを詳しく解説します。また、設定方法がわからない場合には、サポートセンターや窓口などに相談することもよい方法です。

ディスプレイの明るさや音量を調整する

ディスプレイがついたままだと電池を消耗するため、画面オフ設定を行いましょう。また画面の明るさは消費電力に比例するため、目の負担にならない程度に暗くしたり、音量を小さめにしたりすることも効果的です。

Wi-FiやBluetooth、GPSをオフにする

Wi-FiやBluetooth、GPSなどはオンにしているだけで、電力を消費していきます。そのため、BluetoothやGPSは使うとき以外にはオフにしておく、Wi-Fiがつながる場所以外ではオフにしておくとよいでしょう。

省エネモードを利用する

省エネモードを利用することも効果的です。最近のスマホには省エネモードが搭載されているケースも多く、利用することにより自動で充電を長持ちさせる設定に変更されるため、設定を一から見直す必要がありません。

モバイル通信の設定を見直す

スマホは、データ通信量が多ければ多いほど、充電を多く消費していきます。そのため、アプリの使用などによって発生するデータ通信量を抑えることを意識しましょう。例えば、下記で紹介するような、アプリ設定の見直しによって解決できるケースもあります。通信量を抑制し、電池の消耗を防ぎましょう。

使わないアプリは削除する

データ通信量を見直すための方法として、使わないアプリをアンインストールする方法があります。不要なアプリを削除することで充電の消費を防げるだけでなく、スマホ本体の容量も空けられます。

バックグラウンド上のアプリを終了する

音楽やゲームアプリはしっかりと終了させましょう。終了させたつもりでいても、バックグラウンドで動いている可能性があり、電力を消費している場合もあります。完全に終了させることを意識しましょう。

アプリ使用時以外の位置情報サービスをオフ設定にする

天気やナビアプリなどは位置情報サービスを利用します。しかし、常時GPSをオンにしておくとデータ通信量を使い電池消耗が激しくなるため、使用するとき以外はオフにしておきましょう。

必要以外のバックグラウンドのアプリ更新やプッシュ通知をオフにする

自動でアプリ更新をする設定になっていたり、通知をオンにしたりしていると、気が付かないうちにデータ通信が行われてしまいます。電池を消耗してしまうため、オフにしておきましょう。

Googleアカウントなどの自動同期機能をオフにする

Googleアカウントなどと自動同期する設定になっているケースも多いでしょう。自動同期は便利ですが、通信量を消費してしまい充電が減ってしまいます。そのため、自動同期機能はオフにしておきましょう。

上記の方法を試しても改善しない時には

上記の方法を試しても充電の減りが改善されない場合もあるでしょう。その場合の対処法について紹介します。

電池の交換をする

1つ目の方法は、電池を交換することです。バッテリーがすでに劣化している場合には、さまざまな対策もあまり意味をなさないため、新しい電池に交換するとよいでしょう。電池交換方法は以下で紹介する2つのパターンがあります。

自分で交換する

電池パックが取り外せるタイプであれば、電池を自分で購入して交換することも可能です。ただし、最近のスマホは電池を簡単に取り外せないタイプが増えているため、自分で交換することが難しいケースもあります。

修理交換の依頼をする

電池パックを取り外せないタイプのスマホの場合には、自分では交換できないためキャリアなどに修理交換を依頼します。修理交換に出す際の詳しい流れについては、以下の項目で解説するので、参考にしてください。

スマホの修理交換や買い替えの検討をする

スマホ本体の寿命が疑われるケースでは、修理交換や買い替えを検討するとよいでしょう。

スマホの修理・交換

スマホの修理・交換方法はキャリアによって異なります。サポートセンターへ相談したりメーカーへの修理依頼をしたりしましょう。また、端末保証などに加入していれば無料、もしくは安価で修理・交換できます。

スマホの買い替え

スマホを買い替えてしまってもよいでしょう。スマホ本体の寿命は、一般的には4~5年程度といわれています。そのため、5年以上経過している場合には、スマホの買い替えを検討しましょう。

【参考】緊急時のスマホの充電方法

外出時や災害時などに、スマホを充電したいケースもあるでしょう。ここでは、緊急時の充電方法を紹介します。

モバイルバッテリーや、電池式充電器を用意しておく

モバイルバッテリーや電池式充電器は、外出時や停電などの災害時に便利です。ただし、乾電池タイプの充電器を使う際には、説明書をしっかりと読みましょう。コンビニなどで手軽に購入できますが、自分のスマホに対応していないケースもあります。また、充電時間が長いものもあるため、注意しましょう。

モバイルバッテリーは、素早く充電できるものや容量の大きいものも多いため、もしもの備えとして準備しておくと便利です。

充電スポットを利用する

コンビニや家電ショップ、携帯ショップなどでは、スマホなどの充電スポットを設置している場合があります。近くに充電スポット設置店がある場合には、利用してみるとよいでしょう。

防災用の充電対策グッズを用意しておく

充電器には、ソーラー式や手回し発電などのタイプもあります。防災用として販売されており、電気が長く利用できないような災害時にも便利です。その他にも、「大容量ポータブル電源」などもあります。

まとめ

スマホの充電がすぐになくなってしまう場合には、バッテリーを劣化させない使い方を意識することや、スマホ本体の設定を見直すことが重要です。同じスマホを4~5年使っている場合には、買換えを検討してもよいでしょう。

イオンモバイルは、安価な料金で利用可能です。契約期間の縛りがなく解約金もかからないため、買換えも簡単です。また、ユーザーに合わせて豊富な料金プランの中から、最適なプランを選べます。スマホの充電の減りに悩んでおり、買換えを検討しているのなら、ぜひご利用ください。

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