スマホカメラの機能や選び方を解説!高性能カメラ搭載のおすすめモデルもご紹介

スマホを持った女性

更新日: 2024年4月26日

スマホカメラの性能は、年々向上しているため、スマートフォンの性能を重視してスマホを選ぶ人が増えています。この記事では、スマホカメラについて解説します。スマホカメラでチェックすべきポイントや綺麗に撮影する方法、トラブルの原因と解決方法についても解説するので、参考にしてください。

スマホのカメラが綺麗に撮影できる理由とは

スマートフォンのカメラ機能を比較する際、具体的にどのような項目をチェックすべきなのでしょうか。ここでは、スマートフォンのカメラ機能でチェックすべき4つのポイントについて解説します。

1.画素数

1つ目のチェックすべきポイントは、画素数です。画素数とは、デジタル画像を構成する点の数を表すものです。画素数の数値が高いほど、きめ細かく綺麗な写真が撮影できます。画素数が高いと、写真を大きく引き伸ばしてプリントしても綺麗に見えるというメリットもあります。ただし、画素数が高いほど写真1枚あたりのデータ量が大きくなるため、注意が必要です。スマートフォンでたくさん写真を撮る人は、画素数の高さに加えて本体のデータ容量もチェックしておきましょう。

2.F値

2つ目のポイントは、F値です。F値とはレンズの絞り具合のことで、背景のボケ具合やシャッター速度をコントロールするものです。F値が小さいほど、背景はボケてシャッタースピードが速くなるため、多彩な撮影ができます。F値の小さいカメラは、夜間の撮影や動きのあるものの撮影に適しています。F値が小さいほど、手ブレを抑えて明るく撮影できたり、動いているものを的確に捉えたりできるという点がメリットです。

3.レンズの搭載数

3つ目のポイントは、搭載されているレンズの数です。近年、ダブルレンズやトリプルレンズといった、複数のカメラを搭載したスマートフォンが多く見られるようになりました。複数種類のレンズが搭載されていると、1つのレンズしか搭載されていないスマートフォンよりも撮影できる写真の幅が広がります。例えば、一眼レフのようなぼかしのある写真は、複数のレンズが搭載されていることで撮影が可能になります。さまざまな写真を撮りたい人は、レンズの搭載数が多いスマートフォンを選びましょう。

4.ズーム性能

4つ目のポイントは、ズーム性能です。ズーム性能とは望遠機能のことで、遠くにいる人や景色を撮影する際に欠かせない機能です。スマホカメラのズームには、光学ズームとデジタルズームの2種類があります。光学ズームは、レンズを動かして被写体を拡大するため解像度が落ちにくく、綺麗な写真を撮影できます。大きなレンズが必要なのでレンズ部分が突起します。ズーム倍率はデジタルズームに比べて低めです。デジタルズームは、画像の倍率を部分的にあげて拡大するため、解像度が落ちて画質が荒くなりますが、手軽に高倍率で撮影できます。レンズ部分も突起が無くスマートです。

その他の機能

近年、スマホカメラには多くの機能が搭載されています。ここでは、先に紹介した3つのポイント以外の機能について解説します。

AIカメラ

AIカメラは、スマートフォンに搭載されたAIチップが被写体や撮影シーンを認識し、自動で最適なモードを選んでくれる機能です。例えば、夕焼けを撮影するときの赤みの調整や、ポートレート写真の明るさ調節が自動で行われます。料理や動物、風景などもAIが自動で判別します。自分でモードを選んだり設定を変更したりする必要がないため、カメラ初心者でも最適なモードで綺麗な写真が撮れるのがメリットです。

セルフィー

セルフィーとは、いわゆる「自撮り」のことです。SNSの普及で、セルフィーはスマホカメラに欠かせない機能となっています。セルフィーに役立つ機能として、手をかざすと撮影してくれるハンドシャッター機能や、笑顔を感知して自動でシャッターを切ってくれるスマイルシャッターなどがあります。これらの機能は、自撮り棒を使っているときでも遠隔でシャッターを押せるため、大人数でのセルフィーや背景まで写したいときなどにも便利です。中には、肌を綺麗に見せる美肌効果に対応した機種もあります。

手ブレ補正

手ブレとは、シャッターを切るときに手の震えがカメラに伝わってしまい、ピントがズレる現象のことです。手ブレ補正は、この手ブレが起きないようにしてくれる機能です。手ブレ補正にはデジタル式と光学式の2種類があり、光学式の方が補正効果が高いという特徴があります。手ブレが気になるという人は、光学式の手ブレ補正が搭載されたスマートフォンを選びましょう。

スマホで綺麗に撮影する方法

スマートフォンで綺麗な写真を撮るにはカメラの性能だけでなく、撮影時の工夫も大切です。ここでは、スマートフォンで綺麗に撮影する方法について解説します。

グリッド線で構図を整える

綺麗な写真を撮る方法の1つが、3分割法という構図を使った撮影です。スマホカメラの設定でグリッド線を表示させると、3分割法を意識した撮影が可能です。グリッド線によって9等分された画面で、グリッド線同士が重なるところに被写体を配置すると、バランスが良く綺麗な写真になります。グリッド線の表示方法は、スマートフォンの機種によって異なります。

明るさや光を調整する

構図が決まったら、撮影する前に明るさを調整しましょう。被写体に光が当たる向きによって、写真の印象は変わります。逆光の場合は被写体が暗くなってしまうため、順光の状態で撮影すると明るい写真が撮れます。露出補正機能がある機種の場合は、明るさをオートで設定するよりもさらに明るく撮影できるため、建物などの動かせない被写体を撮影する際には露出補正を活用するのもおすすめです。

HDR機能を使う

HDRとはハイダイナミックレンジのことです。HDR機能を使うと、1回の撮影で3枚の写真を同時に撮影し、色彩が鮮やかな写真に加工してくれます。自動で色鮮やかな写真が撮影できるため、細かい明るさ調整や撮影後の加工をしなくても綺麗な写真に仕上がります。風景写真や、暗い場所での撮影に向いている機能です。

レンズの汚れを拭き取る

スマートフォンで綺麗に撮影できない原因には、レンズが汚れている場合があります。レンズが汚れていると、鮮明な写真は撮影できません。レンズの汚れは、メガネ拭きのような柔らかい布で拭き取りましょう。ティッシュやハンカチでレンズを拭くと、傷がつく恐れがあるため避けてください。

スマホは固定して撮影する

手振れは、綺麗に撮影できない原因の1つです。手振れを完全に防止するには、スマートフォンを固定することをおすすめします。スマートフォンに手振れ補正機能があっても、夜景のようにシャッタースピードが遅くなる場所は手振れが起きやすくなります。手振れ防止には三脚を使ったり、脇を締めて両手でスマートフォンを持ったりすると効果的です。

ズームしすぎない

デジタルズームの場合、望遠機能であるズーム機能を最大に使うと画像が荒くなります。ズーム機能を頻繁に使う場合は、倍率が2倍以上にならないように注意しましょう。遠くの人や景色を頻繁に撮影したい人は、光学ズームのレンズが搭載されたスマートフォンを選択すると、綺麗な写真が撮影できます。

ハイアングルとローアングルを使い分ける

被写体によってアングルを使い分けることは、綺麗に撮影するためのポイントです。アングルとは、被写体を撮影する際のカメラの位置や角度のことで、ハイアングルとローアングルがあります。ハイアングルでは、目線よりも高い位置から被写体を見下ろすような角度で撮影します。被写体の全体像を捉えやすく、写真に広さや奥行きが生まれることがメリットです。ローアングルは、自分の腰よりも低い位置で被写体を見上げるような角度で撮影します。被写体の高さや距離感を強調できることが、ローアングルのメリットといえます。

カメラレンズをつける

スマートフォンに、セルカレンズと呼ばれるカメラレンズをつけることも、綺麗な撮影ができる方法です。セルカレンズは、簡単にスマートフォンのレンズ部分に取り付けられます。セルカレンズには多くの種類があり、数百円から数千円程度で購入できるため、気軽に試しやすいでしょう。

スマホカメラのトラブルの原因と解決方法

スマホカメラのトラブルはさまざまです。ここでは、3つのよくあるトラブルとその解決方法について解説します。

カメラが操作できない

スマホカメラが操作できない場合は、ソフトウェアかハードウェアに問題が生じています。トラブルの原因には、スマートフォンを長時間使用していることにより本体が熱くなっていたり、スマートフォンを落としたりなどが挙げられます。ソフトウェアに問題が生じた場合は、カメラアプリの再起動やアップデート、スマートフォン本体の再起動や初期化をしてみましょう。ハードウェアに問題が生じている場合には、自分で直すのは難しいため、購入店もしくは専門店へ相談しましょう。

ピントが合わない

撮影の際に、被写体に接近しすぎるとピントが合わず、画像がぼやける場合があります。また、レンズに汚れや傷がついていたり、撮影機能に問題があったりしても、ピントは合いません。ピントが合わない場合は、まず被写体と少し距離を取ってみましょう。被写体とスマホカメラは、20cmの距離が必要といわれています。また、レンズに汚れや傷がついていないか確認することも大切です。汚れがある場合には、柔らかい布で優しく拭き取ります。スマホカメラに問題がある場合は、専門店へ修理に出しましょう。

何もうつらない

スマホカメラのレンズやアプリに不具合があると、カメラ画面が突然真っ暗になり、何もうつらないことがあります。何もうつらない場合、まずはカメラアプリやスマートフォン本体を再起動してみましょう。また、本体の空き容量を増やすことで解決できる可能性もあります。OSが古いとトラブルが起きることもあるため、OSのバージョンも確認してください。それでも真っ暗な場合、修理に出しましょう。

高性能のカメラがおすすめなスマホメーカー

世界には、カメラ機能に力を入れているスマホメーカーが多々あります。ここでは、代表的な4つのスマホメーカーについて解説します。

アップル(Apple)

アップル(Apple)は、世界でも圧倒的な知名度のあるスマホメーカーです。代表的なシリーズとして、「iPhone」「iPad」を展開しています。メインカメラの最大画素数を向上し、よりカメラ機能を強化していることが、アップルの強みです。カメラにはシングルカメラと、広角・望遠の双方に対応したダブルレンズなどがあります。

グーグル(Google)

グーグル(Google)は、Android OSを開発しているメーカーです。Android OSは国内メーカーから海外メーカーまで幅広い端末に搭載されています。純正スマホの「Pixel」シリーズには、最大20倍までズームできる機能や物体を認識・検索できる「Googleレンズ」などがあります。

サムスン(Samsung)

サムスン(Samsung)は、世界のスマホ業界を牽引しているメーカーの1つです。展開している「Galaxy」シリーズでは幅広いガジェット製品を取り扱っています。Galaxy上位モデルのなかには、「広角」「望遠」「超広角」のレンズから構成されている、高性能カメラ搭載のスマートフォンがあります。

ソニー(SONY)

ソニー(SONY)は、国産のAndroidスマホ「Xperia」を開発している、世界でも有名な電機メーカーの1つです。ソニーはこれまで多くのデジタル機器を手掛けてきたため、スマートフォンにもそのノウハウが盛り込まれています。また、一眼レフカメラの開発や販売もしているため、スマホカメラの機能が高いと評価されています。

高性能カメラ搭載のスマホモデル

高性能カメラ搭載のスマートフォンは、各メーカーから出ています。ここでは、5つのスマホモデルを解説するので、買い替えの参考にしてください。

motorola moto g13

motorola moto g13は、メインカメラが5,000万画素センサーであるため、低光量でも美しく精細な写真が撮影できます。専用のマクロカメラでは、一般的なレンズでは撮影できない細部もしっかりと捉えられます。内蔵ストレージは128GBあり、microSDカードを併用すると、最大512GBまで拡張できることも魅力です。また、大容量の5,000mAhバッテリーを搭載しているため、バッテリーの減りを心配することもありません。

motorola moto g13の詳細はこちら

Redmi Note 11 Pro 5G

Redmi Note 11 Pro 5Gは、約1億800万画素メインカメラと約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラを搭載しています。3つのカメラが連携されることで、あらゆるシーンで美しい写真を撮影できます。また、5,000mAh のバッテリーと、ターボチャージ(急速充電)対応の67W 充電器が同梱されているため、長時間の使用も安心して楽しめます。

Redmi Note 11 Pro 5Gの詳細はこちら

AQUOS sense8

光学式(OIS)と電子式(EIS)の手ブレ補正で撮影しやすく、押しやすい位置にシャッターボタンを移動可能なフローティングシャッター搭載。セルフィー画面への切り替えやビデオ撮影も片手でスムーズです。暗いシーンでも明るい写真が撮れる1/1.55インチセンサーと、被写体にすぐピントが合いシャッターチャンスを逃さないオートフォーカス機能、明るい場所では自動で高精細モードに切り替わるズーム機能でいつでも美しい写真を撮影できます。

AQUOS sense8の詳細はこちら

スマホをお得に購入する方法

スマートフォンを購入する際、少しでもお得に購入したいという人は少なくないでしょう。ここでは、スマートフォンをお得に購入する方法について解説します。

オンラインショップでの購入

オンラインショップなら、インターネット環境があればいつでも購入が可能で、家にいながら色々なショップとも比較して検討が可能です。また、SIMフリーのスマートフォンはオンラインショップの価格競争が激しいため、店頭で買うよりも安く買えるケースが多いです。

キャンペーンや割引の利用

スマートフォンのサービスを提供している会社は、各社でさまざまなキャンペーンや割引プログラムを行っています。中にはオンラインでの申し込み限定のキャンペーンなどもあります。キャンペーンや割引は次々と新しいものに切り替わるため、お得に購入できるものがないか小まめにチェックしておくとよいでしょう。

まとめ

スマホカメラの性能は、メーカー各社が力を入れているため、年々向上しています。光を多く取り組むことでどんな場所でも綺麗に撮影できたり、一眼レフカメラのように背景をぼかせる機能がついていたりと、高性能カメラを搭載したスマートフォンが増えています。

イオンモバイルでは、高性能カメラが搭載されたスマートフォンを豊富に取り扱っています。また、さまざまな料金プランがあり、オプションと組み合わせれば、より自分に合うプランになります。全国200店舗以上にて、お申込みや料金プラン変更、アフターサービスに対応しており、安心です。スマートフォンの買い替えを考えている人は、ぜひイオンモバイルにご相談ください。

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※当ページの内容は2024年4月時点の情報です。

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