スマホで動画撮影するコツは?撮影や編集のテクニック・おすすめ機種まで紹介

笑顔でスマホ操作する女性

更新日:2024年4月26日

スマートフォンの機能は日を追うごとに充実し、動画もきれいに撮影できるようになりました。ただ、一眼レフカメラのようにうまく撮影ができるのかどうか、不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、スマートフォンで動画を撮影するコツやテクニックを解説するとともに、カメラ性能が優れたスマートフォンの選び方やおすすめの機種なども紹介します。スマホ動画を撮影したい人はぜひ参考にしてください。

スマホカメラでも一眼レフカメラのような動画を撮影できる?

カメラの性能は年々上がり、スマホカメラに搭載されているレンズでも、1,200万画素程度の解像度があれば4Kの撮影も可能です。ただし、スマホカメラと一眼レフカメラにはレンズ自体やイメージセンサーの大きさ・機能という点で根本的な違いがあります。

しかし、スマホカメラでも一眼レフに似たような動画を撮影できます。インスタ映えのする画像や家族で見て楽しむ動画の撮影ならば、スマホカメラでも十分です。撮影テクニックを磨き、アプリを活用することで、質のいい動画が撮影できます。

スマホカメラで動画を撮影するのに役立つグッズ

スマホカメラで素敵な動画を撮影するためには、市販されている撮影グッズの購入がおすすめ。適切なアイテムを活用することで、きれいな動画を撮影できます。ここでは、役立つグッズを4つ紹介します。

ジンバル

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手を動かさずに同じ姿勢を保ちながら、長時間動画を撮影するのはかんたんではありません。そのようなとき、揺れや傾きを防いでスムーズな動画を撮影するのに役立つグッズが、手振れを軽減してくれる「ジンバル」です。センサーが動きを感知し、装着したスマートフォンの向きや傾きを一定に保ってくれます。

後付けレンズ

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後付けレンズには、広い画角で撮影できる広角レンズや遠くをズームで撮れる望遠レンズ、小さな被写体に近づいて大きく撮れるマクロレンズなどがあります。後付けレンズを用いることで、クオリティの高い動画撮影ができます。

スマホカメラ用ライト

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スマホカメラ用ライトもさまざまなタイプが販売されており、暗い場所でも被写体を明るくきれいに見せるなど、細かく光の調節ができます。柔らかいテイストの光を放つライトや瞳に星型やハート形の光が写るライトなど、種類が豊富です。

スマホ用マイク

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スマホ用マイクを使うと、その場の雰囲気をリアルに感じられる動画を撮影できます。いろいろな種類があり、動きながら撮影するならばピンマイクが最適です。置き型のマイクや多方向の音声を拾える無指向性タイプのマイクならば、その場にいる複数の人の声をキャッチできます。

スマホカメラで動画を撮影するためのテクニック

いい動画を撮影するためには、それなりのテクニックも必要です。スマホカメラで動画を撮影する際のテクニックを4つ紹介します。

広い範囲を撮影したいときは横向きにする

スマートフォンは縦にしたまま撮影する縦撮りと横向きに構える横撮りの2種類の撮影方法があり、撮影できる範囲が異なります。横向きにした方が広範囲を撮影できるため、人物などの被写体とともに背後の風景を広くフレームに納めることが可能です。特にSNSでWeb上にアップするときやパソコンで見ることを想定しているのなら横撮りの方が適しています。

明るさを調整する

スマホカメラには被写体にレンズを向ければ、ある程度そのシチュエーションに合う露出に調節してくれる機能が備わっています。ただし、白飛びや黒つぶれしている箇所があるなど、思ったようになっていない場合は部分的に調節できます。また、逆光になるのを避け、自然の光が被写体に正面から当たるように撮影することもポイントです。

体ごと動かす

動画を撮影するときに注意したいことは、やはり手振れです。画像が常に揺れている動画では、いかにも素人が撮影した印象になり、おしゃれとはいえません。動きながら動画を撮影する際は、なるべく体ごと動かすようにしましょう。

短いシーンを撮影する

スマートフォンで長いシーンを撮影するのはかんたんではありません。高品質で本格的な動画に仕上げるためには、短いシーンを複数に分けて撮影することがコツです。動画を編集できるアプリを利用すれば、複数の短いシーンを撮影したあとに編集してつなげ、ミスの少ない動画に仕上がります。

スマホカメラで撮影するコツ

撮影のコツをつかんでおくことで、動画がよりいい仕上がりになります。ここでは、撮影のコツを5つのポイントを挙げて説明します。

ホワイトバランスの設定を変える

窓際など屋外と屋内の光が混在しているような場所で動画を撮影する場合、オートモードにしていると途中でホワイトバランスが変わってしまうことがあります。見た目に近い状態になるよう撮影するためには、光の状態によってホワイトバランスの設定を変える必要があります。ホワイトバランスを固定できるアプリを利用することもおすすめです。

目的に合わせて解像度を変える

高画質で撮影すれば美しい画像になりますが、その分データが重くなります。YouTubeにアップすることが目的なら、それほど高画質である必要はありません。目安としては、通常の撮影なら8M(3264×2248)程度、YouTube用ならばVGA(640×480)で十分です。

両手でしっかり持つ

先述したように、スマホカメラを使っていい仕上がりの動画を撮影するためには、手振れを防ぐことが大切です。薄くて小さいスマートフォンは安定感がなく、画面をタップする際に手振れしやすくなります。できるだけ手振れを防ぐためには、脇を締めて両手でしっかりスマートフォンを持つことがポイントです。

パーンを控えめにする

カメラをひとつの地点から別の地点に動かしながら振ることは「パーン」と呼ばれ、使い方次第ではその場の状況を効果的に表現することができます。ただし、パーンし過ぎると素人っぽくなってしまうため、過剰に使いすぎず、ここぞというときだけ使うようにしましょう。

シーンに合わせて撮影画角を変える

全身の動きを見たい場面では、頭から足先まで写るフルショットが最適です。上半身の動きだけが見えればいい場合は、腰から上の範囲を中心に撮るウエストアップや胸から上の部分だけを撮るバストアップで十分でしょう。顔の表情が大事という場合なら、クローズアップを使うなど、シーンに合わせて撮影画角を使い分けることもポイントです。

スマホカメラで撮影した動画を編集するコツ

撮影した動画は上手く編集すれば、見るときにより楽しむことができます。動画を編集するときに覚えておきたいコツを4つ押さえておきましょう。

音楽や効果音を入れる

映像とその場の音声だけで楽しむ動画もあっていいですが、場合によっては退屈に感じることがあるかもしれません。動画に合わせて効果音や音楽などを入れると、より面白くなったり、ミュージックビデオのようにおしゃれになったりします。動画を編集できるアプリを使えばかんたんに加工できます。

色調を補正する

短いシーンを編集でつなぎ合わせて長時間の動画を作成する場合、光の状態によって色調が違ってしまうことがあります。つなぎ合わせる際は違和感がないように、色調を合わせる補正を加えるようにしましょう。編集アプリを使えばかんたんに補正でき、全体の雰囲気を変えることも可能です。

ストーリー性を考える

ただダラダラと撮影した動画をつなげるよりは、ストーリー性を考えて編集した方が見る人の興味を引き、飽きさせません。冒頭で動画の内容をイメージできるようにしたり、課題やテーマに沿って誰がなにをする動画なのかを明確にしたりなど、作業をする前にあらかじめ全体の構成を考えてから編集するようにしましょう。

時間配分を考える

動画を編集する際は、全体の時間配分に気を配ることもポイントです。同じようなシーンばかりが続いてしまうと、どうしても見ている人は飽きてしまいます。全体の時間をある程度決め、山場になるようなシーンに向かって飽きさせない作りになるよう、時間配分を考えましょう。短い動画だけを撮影できるアプリなら無駄な部分を最初から少なくできるため、活用してみるのもおすすめです。

おすすめの動画編集専用アプリ

動画を編集するための専用アプリはいくつかありますが、それぞれ特徴が異なります。3つ紹介しますので、希望に合う編集ができるアプリを選んで活用してください。

Viva Video

「Viva Video」は0.1秒単位のトリミングや編集、音楽や文字入れなどがかんたんにできます。画像加工に使えるエフェクトも豊富なアプリです。

Likee

「Likee」はミュージックビデオ風の動画を作成できる機能を搭載したアプリです。多彩なステッカーと特殊効果を使っておしゃれな動画に仕上げることもできます。

Triller フィルムメーカー

「Triller フィルムメーカー」は先に音楽を選び、音楽に合わせて動画を作れます。音楽の種類も豊富で、音楽好きの人におすすめのアプリです。

カメラの性能が高いスマホを選ぶ際のポイント

スマートフォンによってカメラの性能は多少異なるため、何を優先するのかを考慮して選ぶことが大切です。ここでは、カメラの性能にかかわるポイントを4点説明します。

画素数が高い

画像を構成する画素数が高いほど、きめ細かくきれいな画質の動画を撮影できます。その分データ容量は必要になりますが、画質にこだわりたい場合は画素数が高いものを選ぶといいでしょう。目安としては2,000万画素以上のものがおすすめです。

F値が小さい

レンズの絞り具合を表すF値も性能にこだわるうえで考えたいポイントです。F値が小さいほど背景をぼかして撮影することができ、シャッター速度が早く、明るくなります。動くものや夜間撮影でもきれいに撮りやすく、多彩な動画撮影に対応できます。

 複数のカメラが搭載されている

従来のスマートフォンは28mm前後のカメラが1つだけ搭載されているものが一般的でした。最近ではそれに加えて望遠レンズや広角レンズなど、複数のカメラを搭載したタイプが増え、さまざまなシチュエーションに対応できるようになっています。カメラの数が多いほど撮影の幅が広がるため、カメラの数もチェックしてみましょう。

 さまざまな機能が搭載されている

スマートフォンには写真や動画撮影がしやすくなるさまざまな機能が搭載されています。たとえば、デジタルズームや光学ズーム、手振れ補正などです。自撮りすることが多いなら、セルフィー機能は必須でしょう。ほかにもAIカメラやナイトモードなどが搭載されているスマートフォンもあり、必要な機能が備わっているかどうかを確認してスマートフォンを選ぶことも大事です。

カメラ性能のいいスマホメーカー

カメラ性能はスマートフォンのメーカーによっても異なります。次に性能のいいカメラを搭載しているメーカーについて3つ挙げ、それぞれの特徴を紹介します。

Xiaomi(シャオミ)

「シャオミ」は2010年に設立された中国の企業です。「優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにする」というコンセプトのもとに、2018年に「Mi MIX 2S」を発売して以降は特に写真画質を高めることに力を注いできました。

SHARP(シャープ)

シャープは国内でもトップクラスの電機メーカーであり、スマホメーカーというジャンルにとどまりません。液晶テレビのAQUOSを開発したことでも知られ、そのノウハウを受け継いでいるスマートフォンの液晶でも色鮮やかな画質を実現しています。カメラも高性能なものを備え、オートでもかんたんに撮影できます。

motorola(モトローラ)

モトローラは1928年にアメリカで設立されたメーカーで、スマートフォンだけでなく半導体やテレビなどの精密機器の開発も手掛けています。モトローラ製のスマートフォンはコストパフォーマンスの高さから人気を集めています。

カメラ性能のいいスマホモデル

スマートフォンのカメラ性能は、モデルによっても変化してきました。先述したスマホメーカーのなかでも、特にカメラ性能が優れているモデルの特徴をそれぞれ紹介します。

Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G

3つのカメラの連携により、最大1億800万画素の撮影を実現。超広角カメラやマクロカメラで、まるでプロのような写真や動画が可能となっています。

Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5Gの詳細はこちら

AQUOS sense8

光学式(OIS)と電子式(EIS)の手ブレ補正でブレずに撮れるだけでなく、操作画面内で押しやすい位置にシャッターボタンを移動できたり、セルフィー画面への切替えやビデオ撮影も片手でスムーズに操作できます。

AQUOS sense8の詳細はこちら

motorola moto g53j 5G

高性能5,000万画素カメラ搭載で、4種類のピクセルを1つに組み合わせることで実現する、クワッドピクセルテクノロジーによって、低光量下でもより高品質な写真や動画撮影が可能です。

motorola moto g53j 5Gの詳細はこちら

まとめ

スマートフォンのカメラ機能は年々高性能になり、一眼レフのカメラと変わらないほどきれいに動画が撮影できるようになっています。コツをつかんでおけば、よりきれいに動画を撮影し、楽しめる動画に編集することも難しくありません。 

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※当ページの内容は2024年4月時点の情報です。

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