「スマホの写真をスマホ本体以外に保存する方法がわからない」といった悩みはありませんか。この記事では、スマホの写真をスマホ本体以外に移動したりバックアップする方法を紹介します。具体的にはiPhoneやAndroidの場合の保存先と注意点などを解説します。
スマホの写真を保存する方法
ここでは、スマホ本体への保存以外に、クラウドサービスやPCなどを使って保存する4つの方法を紹介します。
1.クラウドサービスを活用する
クラウドサービスとはアプリをインストールしたり、登録して自動で保存する方法です。具体的には、クラウド上にある架空の倉庫のような場所に写真を保存するイメージになります。代表的なクラウドサービスにはiCloudやGoogleフォトなどがあります。
クラウドサービスは写真を撮る量が少なめの方向けのサービスといえます。その理由は、写真の容量が多くなると有料のサービスに移行する必要があるためです。たとえば、50GBまでは無料で保存できますが、それ以上は有料になることがあります。自動的に保存する設定もできるため、バックアップ作業を忘れがちな人にもおすすめです。
2.PCに直接保存する
スマホの写真をPCに直接保存する方法です。PC1台あれば、比較的かんたんに保存できるので、難易度は低めの方法といえるでしょう。PCにデータを移行するためにはスマホとPCをつなぐUSBケーブルが必要です。自宅にインターネット環境がない場合や、写真のデータ容量が多い場合でも気にせずに保存できます。
デメリットはPCの容量がいっぱいになるとそれ以上保存できなくなることです。また、まれにPCの調子が悪くてデータ移行がうまくいかない場合もあるため気をつけてください。そのような場合は、後述する外付けHDDを活用する方法もあります。
3.PC経由でUSBメモリやDVDなどの媒体に保存する
PCを経由してUSBメモリやDVDなどの媒体に写真を保存できます。PCの容量がいっぱいになっても、気にせずに写真を保存可能です。写真はUSBメモリやDVDに保存されるため、仮にPCが故障した場合も写真がなくなったり、データが損傷したりすることはありません。もちろんPCを買い換えてもデータは残ります。
ただし、USBメモリやDVDなどの媒体を傷つけたり壊したりすると、中のデータに影響を与える可能性がありますので、注意してください。また、デメリットはUSBメモリやDVDなどの媒体は容量が少ないことと、紛失しやすいことがあげられるでしょう。
4.PC経由で外付けHDDに保存する
外付けHDDを使えばPC経由で写真を保存できます。メリットはUSBメモリやDVDと比べても圧倒的に容量が大きいということです。そのため、容量を気にせずに外付けHDDに写真をバックアップできます。PCの容量がいっぱいになったときにも使えますし、写真以外のデータを保存することも可能です。
ただし、デメリットとして外付けHDDは値段が高めということです。売れ行きの相場としては5,000~1万5,000円くらいが平均です。また、外付けHDD本体が故障してしまう可能性もありますので、注意してください。
スマホの写真を保存できるクラウドサービス
ここからは、スマホの写真を保存できるクラウドサービス(オンラインストレージとも呼ばれます)を紹介します。iPhone、Android、それ以外のオンラインストレージを紹介するので、参考にしてください。
iPhoneの写真を保存する場合
iPhoneをお使いの場合は、Apple製品のディフォルト機能であるiCloudに保存できます。Macを使っている場合もiPadを使っている場合も同様です。
iPhoneユーザーはiCloudストレージを5GBまで無料で使用できます。それ以上になると、写真を削除するか有料でストレージの容量を上げる必要があります。iCloudストレージの値段は以下のとおりです。
ストレージ | 月額税込料金 |
---|---|
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1,300円 |
上記以外にも家族でストレージを共有できるファミリープランもあります。
Androidの写真を保存する場合
Androidを使用している方の場合はGoogleフォトに写真を保存できます。Googleアカウントがあれば自動的に、クラウド上に写真がバックアップされていきます。Androidスマートフォンの場合はアプリの一覧から「写真」を選択するとGoogleフォトを起動してください。
Googleフォトは15GBまで使用可能で、それ以上は有料です。Googleフォトストレージの値段は以下のとおりです。
ストレージ | 月額税込料金 |
---|---|
100GB | 250円 |
200GB | 380円 |
2TB | 1,300円 |
それ以外のクラウドサービス
iCloudとGoogleフォト以外にもスマホの写真を保存できるクラウドサービスを3つ紹介します。
・Amazon primesフォト
・MEGA
・Microsoft OneDrive
Amazon primesフォトはAmazonプライム会員になることで使用できるクラウドサービスです。プライム会員なら無料で使えるアプリがあり、写真は無制限にアップロードできる点が魅力といえます。
MEGAは、Mega Limitedが開発したクラウドサービスで、PC版やiOS版、Android版などのアプリが提供されています。最大の魅力は無料で50GBの容量が使用できるところです。
Microsoft OneDriveはマイクロソフトが提供するクラウドサービスで、デバイス間でファイル共有や編集ができる便利なサービスです。 基本は無料で使用できます。
スマホの写真を保存する際の注意点
スマホの写真を保存する際はクラウドサービスだけに頼らないようにしましょう。なぜなら、クラウドサービスは突然サービスを終了する可能性がゼロではないからです。そのため、PCやHDDなど万が一に備えてバックアップを分散しておくと安心です。
また、全ての写真を同じファイルに保存し続けると、後から見返したときに種類がバラバラになるので、テーマごとに保存しておくと見返すときにスッキリします。その他、USBメモリやDVDに保存する際はあくまで補助的なツールとしてとらえましょう。
媒体自体を紛失してしまうと本末転倒ですので、気をつけて管理することが大切です。
まとめ
スマホの写真はいつまでも思い出として保存しておきたいものです。クラウドサービスやPC、HDD、USB、DVDなどに保存することで、安心して写真を保管できます。本記事で紹介した方法をぜひ活用して思い出を残してください。
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