YouTubeのデータ通信量は画質や視聴時間によってどのくらい変わる?節約方法も解説

更新日:2024年4月1日

YouTubeは画質や視聴する時間により、データ通信量が大きく異なります。Wi-Fiを使わずに見続けると、1カ月に使用できるデータ容量の上限に、短期間で到達してしまう可能性もあります。

この記事では、データ通信量が気になる人に向けて、YouTubeで動画を視聴する際のデータ通信量について解説しています。データ通信量の確認方法、おすすめの節約方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【画質設定別】YouTubeのデータ通信量の目安

YouTubeは、視聴時の画質によって、データ通信量が大きく異なります。ここでは「5分、10分、1時間の視聴をしたときのデータ通信量」「1GBで視聴できる時間」について解説します。

画質の種類と画質の特徴

YouTubeアプリでは、画質のデフォルト設定は「自動設定」で、通信速度に応じた画質が自動的に選択されます。通信速度が速いほど、きれいな画質で動画が再生されますが、速度が遅くても動画を楽しめる画質であるため、自動設定でも支障はありません。

ただし、データ通信量が気になる場合には、画質を設定することをおすすめします。YouTubeをはじめとした動画は、視聴する際の画質によってデータ通信量が大きく異なります。YouTubeアプリでは、以下の6種類から画質を選択できるため、自分にあった画質を選択したうえで、動画を視聴しましょう。

画質 映像の見やすさ
144p スマホでも見にくいほど非常に画質が荒い
240p スマホでも見にくいほど画質が荒い
360p スマホでも違和感なく見られる
480p スマホでもきれいに見られる
720p テレビなどでもきれいに見られる
1080p 大画面テレビでもきれいに見られる

YouTubeが144p画質のときのデータ通信量

YouTubeの画質を144pにして動画を視聴した場合、データ通信量の目安は以下のとおりです。 

視聴時間 データ通信量
5分 約10MB
10分 約20MB
1時間 約120MB



1GBで8時間~8時間半ほど、動画を視聴できます。ただし、画質は非常に荒く、人物の顔がぼやけている状態です。データ通信量は抑えられますが、決して見やすい画質とはいえないでしょう。 

YouTubeが240p画質のときのデータ通信量

YouTubeの画質を240pにして動画を視聴した場合、データ通信量の目安は以下のとおりです。 

視聴時間 データ通信量
5分 約15MB
10分 約30MB
1時間 約180MB

1GBで4時間~5時間半ほど、動画を視聴できます。144pに比べると、少し画質はよくなりますが、人物の顔がぼやけているような荒さです。どうしてもデータ通信量を抑えたい場合は、選択してみてもよいでしょう。

YouTubeが360p画質のときのデータ通信量

YouTubeの画質を360pにして動画を視聴した場合、データ通信量の目安は以下のとおりです。

視聴時間 データ通信量
5分 約30MB
10分 約60MB
1時間 約350MB

 

1GBで2時間半~3時間ほど、動画を視聴できます。標準画質の480pに比べると少し劣りますが、スマホで動画を楽しむには、じゅうぶんな画質です。画質を自動設定にしていると360pになっていることも多く、いつもこの画質で視聴している人も少なくありません。そのくらい違和感のない画質です。 

YouTubeが480p画質のときのデータ通信量

YouTubeの画質を480pにして動画を視聴した場合、データ通信量の目安は以下のとおりです。

視聴時間 データ通信量
5分 約50MB
10分 約100MB
1時間 約600MB

1GBで1時間半~2時間ほど、動画を視聴できます。標準画質とされている480pは、DVDや、以前放送されていた地上アナログ放送と同じ画質です。スマホで見るには申し分のない画質といえます。

YouTubeが720p画質のときのデータ通信量

YouTubeの画質を720pにして動画を視聴した場合、データ通信量の目安は以下のとおりです。

視聴時間 データ通信量
5分 約90MB
10分 約180MB
1時間 約1100MB(1.1GB)

 

1GBで50分~1時間半ほど、動画を視聴できます。HD(ハイビジョン)画質といわれており、DVD以上にきれいな画質を楽しめます。スマホはもちろん、テレビでも問題なく見られる画質です。 

YouTubeが1080p画質のときのデータ通信量

YouTubeの画質を1080pにして動画を視聴した場合、データ通信量の目安は以下のとおりです。

視聴時間 データ通信量
5分 約180MB
10分 約350MB
1時間 約2100MB(2.1GB)

 1GBで30分~50分ほど、動画を視聴できます。Blu-rayや地上デジタル放送と同じフルHD(フルハイビジョン)画質で、大きなテレビでもきれいに見られます。しかし、スマホでは720pと1080pの違いが実感しづらく、データ通信量だけが増えてしまいます。そのような意味で、スマホ向きとはいえません。

スマホ本体でデータ通信量を確認する方法

使用したデータ通信量の確認は、スマホ本体でできます。ここではiPhone、Android、それぞれの確認方法を紹介します。

iPhone

iPhoneでは「モバイル通信画面」でデータ通信量を確認できます。手順は以下のとおりです。 

「設定」→「モバイル通信」

画面下部にある、モバイルデータ通信の「現在までの合計」に表示されている数値が、使用したデータ通信量です。なお、表示されているのは計測期間の合計値となります。

1カ月間のデータ使用量を確認したい場合は、契約プランのデータ締日に、統計情報をリセットしましょう。リセットする場合は、画面最下部の「統計情報のリセット」をタップします。 

Android

Androidでも、データ通信量を確認出来ますが、機種によって確認方法がことなります。以下は、一例ですので、ご利用のスマートフォンに応じて、確認下さい。「データ使用量画面」でデータ通信量を確認できます。手順は以下のとおりです。

「設定」⇒「接続」⇒「データ使用量」 

使用量として表示されている数値が、現在までに使用したデータ通信量です。また、画面下部にある「測定開始日と使用量の警告」をタップすると、測定開始日を変えられます。

【STEP1】すぐにできるデータ通信量の節約方法

データ通信量を節約するために、すぐに取り組める方法を3つ紹介します。

YouTubeの画質設定を下げる

最も簡単なのは、YouTubeで動画を視聴するときに、画質を下げる方法です。画質を下げたぶん、データ通信量を節約できて、動画を長時間楽しめます。 

画質の設定変更を忘れて動画を見てしまいがちの人は、ブラウザでの視聴がおすすめです。アプリで見る場合よりも自動選択される画質が低いため、データ通信量を抑えられます。なお、画質の設定を下げる方法は以下のとおりです。

「動画再生画面の右上にある3つの点をタップ」⇒「"画質"を選択」⇒「設定したい画質を選択」 

「YouTube Premium」に加入してダウンロードする

データ通信量を意識するなら、「YouTube Premium」に加入する方法もあります。初月無料(翌月以降月額1,180円)で利用できるサービスで、YouTube動画をダウンロードできます。

一度ダウンロードした動画は、インターネットに接続しなくても視聴できます。無料Wi-Fiなどを利用して動画をダウンロードしておけば、データ通信量を消費することなく、YouTubeの動画視聴を楽しめます。また、広告も表示されなくなります。 

無料Wi-Fiが使えるスポットに行く

無料Wi-Fiの活用も、節約方法のひとつです。現在、コンビニエンスストアやカフェ、ホテル、駅など、Wi-Fiを無料で利用できる場所は多数あります。

ただし、無料Wi-Fiを活用する際には、セキュリティ面での注意が必要です。不正アクセスによる事件も起きているため、個人情報やクレジットカード情報の入力を求められるサイトへのアクセスは、避けるべきでしょう。

【STEP2】長期的に見ると断然お得な節約方法

節約方法としては、「格安スマホとWi-Fiの活用」「最適なプランの選択」が、断然お得です。ここでは、その2つの節約方法について解説します。

格安スマホ+Wi-Fiを使う

長期にわたって節約したい場合は、格安スマホとWi-Fiの同時使用がおすすめです。データ容量が少ない格安スマホでも、Wi-Fiを活用すればYouTubeを存分に楽しめます。データ通信量の節約のために、動画を視聴するたびに画質を下げたり、無料Wi-Fiスポットを利用したりする必要がありません。現在のスマホの契約内容によっては、月々の利用料金も大幅に節約できるため、お得に使い続けられます。

イオンモバイルなら、格安スマホのラインナップが充実しており、Wi-Fiやタブレットの取り扱いもあります。 

端末情報

データ通信量にあった最適なプランを選ぶ

使用するデータ通信量にあうプランを選ぶことが、節約への近道です。特にYouTubeなどの動画は、人によって視聴時間が大きく異なります。先述した、YouTubeの設定画質ごとのデータ通信量、視聴可能時間を参考にして、どれくらい動画を楽しみたいのかによって、プランを選びましょう。また、その際には「普段どれくらいのデータ容量を追加購入しているのか」を考慮することをおすすめします。

イオンモバイルなら、1GB~200GBまでの幅広いデータプランが用意されています。もちろん、一般的なスマホ同様、データ容量が足りなくなった場合は、追加購入も可能です。

料金プラン

まとめ

YouTubeで動画を視聴する場合、画質や視聴時間によって、データ通信量は大きく異なります。通信量を節約するには、画質を下げたり、Wi-Fiスポットを活用したりする方法が効果的です。さらにお得なのは、格安スマホとWi-Fiの同時利用や、適切なプランの選択です。

イオンモバイルなら、豊富な料金プランの中から、ユーザーにとって最適なものを選べます。イオンモバイルに乗換えて、今以上に動画視聴を楽しみましょう。

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※当ページの内容は2024年4月時点の情報です。

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