更新日:2022年11月14日
iPhoneを使っていると、フリーズしてしまい、強制終了する必要があるときがあります。この記事では、iPhoneのユーザーに向けてアプリや本体を強制終了する方法について解説します。強制終了するときの注意点や、強制終了できないときの対処法などについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneの強制終了について
iPhoneの電源を切るとき、通常は電源ボタンを長押しして画面上に表示させたスライドボタンを横にスワイプします。しかし、フリーズなどの不具合で電源を切るためのボタンが画面上に表示されなくなることがあります。このようなときは、タッチパネルを使わずにボタン操作のみでiPhoneを強制終了させなくてはなりません。
強制終了するときの手順は機種によって異なります。アプリや本体がフリーズしたときは、以下に紹介する手順を参考にして強制終了を試してみましょう。アプリについては、フリーズしていなくても定期的に使用中のアプリを終了しておくことで、iPhoneの動作がスムーズになります。
iPhoneでアプリを強制終了する方法
ここからは、iPhoneでアプリを強制終了する方法をX以降(ホームボタンなし)と8以前(ホームボタンあり)に分けて紹介します。
iPhoneX以降(ホームボタンなし)
iPhoneX以降の機種では、ホーム画面を下から上へスワイプし、使用中のアプリを画面上に表示させます。そのまましばらく指を画面上に置いてから、横にスワイプしながら強制終了させたいアプリを探しましょう。
強制終了させたいアプリが見つかったら、それを上にスワイプするだけで作業完了です。アプリを再び立ち上げたいときは、ホーム画面からそのアプリを選んで起動させてください。
iPhone8以前(ホームボタンあり)
iPhone8以前の機種では、ホームボタンをすばやく2回押すことで画面上に使用中のアプリを表示させられます。iPhoneX以降と同じように強制終了させたいアプリを探し、見つかったら上にスワイプしましょう。また使用したいときは、ホーム画面から選んでタップすれば問題なく起動できます。
iPhone本体を強制終了する方法
ここからは、iPhone本体を強制終了するときの手順を機種ごとに紹介します。
iPhone8以降(FaceID搭載機種含む)
iPhone8以降の機種(iPhone X、iPhone XS、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13、iPhone 14)で強制終了するときは、まず音量を上げるボタンを押し、すぐに離します。続いて、音量を下げるボタンを押し、同様にすぐ離してください。その後、電源ボタンを長押しすると画面が暗くなり、Appleのロゴマークが表示されます。
画面に表示されたロゴマークが消えるまで、そのままボタンを押し続けると強制終了できます。
iPhone7・7plus
iPhone7や7plusで強制終了するときは、音量を下げるボタンと電源ボタンを同時に長押しします。しばらくすると画面が暗くなってからAppleのロゴマークが表示されるので、ロゴマークが消えるまでボタンを押し続けましょう。
iPhone6以前
iPhone6以前の機種では、ホームボタンと電源ボタンを同時に長押しすることで強制終了できます。他の機種と同じように、しばらくするとAppleのロゴマークが画面に表示されるので、そのまま押し続けると、電源がオフになります。
iPhone本体を再起動する方法
ここからはiPhone本体を通常どおりのやり方で再起動する方法を機種ごとに紹介します。強制終了よりもiPhoneに負担がかかりにくいため、不具合が生じたときはまずこちらを試すことをおすすめします。
iPhoneX以降(ホームボタンなし)
iPhoneX以降の機種で再起動するときは、まず音量ボタンと電源ボタンを同時に長押しして、画面に表示された「スライドで電源オフ」を横にスワイプします。電源が切れたら、再び音量ボタンと電源ボタンを長押しして電源を入れてください。なお、音量ボタンは上げる・下げるのどちらを押しても構いません。
iPhone8以前(ホームボタンあり)
iPhone8以前の機種では、電源ボタンを長押しすることで「スライドで電源オフ」が画面に表示されます。横にスワイプして電源がオフになったことを確かめたら、再び電源ボタンを長押しして電源をオンにしてください。
iPhoneを強制終了するときの注意点
iPhoneを強制終了するときは、事前に確認しておきたいことがいくつかあります。ここからは、iPhoneを強制終了するときの注意点を3つ紹介します。
パスコードを入力する必要がある
画面ロックを解除するときやアプリをインストールするときは、かんたんな指紋認証や顔認証を利用している人が多いでしょう。しかし、強制終了してから再起動した後、iPhoneを操作するためにはパスコードを入力する必要があります。パスコードがわからないと何もできなくなるので、強制終了の前に確認しておくことをおすすめします。
PCとのUSB接続は解除しておく
iPhoneを強制終了するときは、PCとUSBで接続されていないことを確認してください。強制終了の手順は、リカバリーモードへ切り替えるときの手順によく似ています。
リカバリーモードとは、iPhoneの不具合を解決するためにiOSを最新の状態に更新するモードのことです。PCとUSB接続したまま強制終了すると、リカバリーモードに切り替わってiPhoneが初期化される恐れがあるので注意が必要です。
データが失われる可能性がある
iPhoneを強制終了すると、保存していたデータの一部が失われる恐れがあります。必ずデータがなくなるわけではありませんが、普段からこまめにバックアップを取り、万が一の事態に備えておくと良いでしょう。
iPhoneの強制終了ができない原因
iPhoneの強制終了がうまくできない場合もあります。その時は、実行する手順が間違っている可能性があるため、自分の機種に合った方法を実践しているか、もう1度確かめてみましょう。また、バッテリー不足で強制終了ができなくなっていることもあります。
その他、電源ボタンや音量ボタンなどのパーツが壊れており、正常に作動していないケースも考えられるでしょう。iPhoneの強制終了ができないときは、原因を特定して適切に対処する必要があります。
iPhoneの強制終了ができない場合の対処法
ここからは、iPhoneを強制終了することができないときの対処法を4つ紹介します。
充電する
前述のとおり、バッテリーの残量が不足しているとiPhoneは強制終了できません。充電不足で操作できなくなっている可能性があるときは、まずは充電してみることが大切です。充電ケーブルをつないでも状況が改善されないときは、ケーブルやコネクターに問題があるかもしれません。
「AssistiveTouch」で再起動する
パーツの故障で再起動できないときは、「Assistive Touch」をオンにしてタッチパネルで再起動する方法があります。Assistive Touchとは、画面上にボタンを表示させ、タッチパネルで再起動などの操作ができるようにする機能です。
iPhoneの設定から「アクセシビリティ」を選択し、「タッチ」内の「Assistive Touch」をオンにすれば、画面の下部にボタンが表示されます。「最上位メニューをカスタマイズ」からアクションに「再起動」を追加すれば、タッチパネルの操作で再起動ができるようになります。
バッテリーが切れるまで放置する
バッテリーの残量が完全になくなれば、iPhoneの電源は自然に切れます。バッテリーが切れるまでしばらく放置し、再び充電して電源を入れてみるのも1つの方法です。
Appleサポートに問い合わせる
ここまでに紹介した方法を試しても問題が解決しないときは、最後の手段としてAppleサポートに問い合わせましょう。費用はかかりますが、自分ではどうにもならない問題でも確実に対処してくれるはずです。
イオンモバイルなら大幅に節約できる
イオンモバイルは、今使っているiPhoneのままで乗り換えられるMVNOです。大手キャリアから乗り換えれば、毎月の料金を大幅に抑えることができるでしょう。イオンモバイルに乗り換えても機種はそのまま使えるので、今回紹介した強制終了の方法は引き続き活用できます。
まとめ
フリーズなどでiPhoneが不具合を起こしたときは、強制終了することで解決できる場合があります。強制終了の手順は機種ごとに異なるので、自分の機種に合った方法を試してみましょう。また、強制終了によってデータの欠損などのトラブルが起こることもあるので注意が必要です。
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