スマホは小学生でも使用している?小学生にスマホを持たせるときどうすべきか解説します

<p>スマホは小学生でも使用している?小学生にスマホを持たせるときどうすべきか解説します</p>

更新日:2023年12月26日

小学生でもスマホを所持しているケースが増えています。しかし、小学生のうちからスマホを持たせる場合、子どもへの影響やスマホ代が気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、小学生にスマホを持たせる際の懸念点やスマホを使わせる際の注意点、親のスマホを子どもに使わせる危険性などを解説します。小学生へスマホを持たせようか悩んでいる人は参考にしてください。

スマホを持つ小学生は増えている

内閣府の統計によると、小学生のスマホ利用率は年々高まっています。平成26年における小学生のスマホ利用率が12.5%だったのに対して、令和2年には53.1%と大幅に利用率は向上しています。

ほぼ半数の小学生がスマホを持っているという調査結果から、小学生の間でもスマホが身近なものになっているということがわかります。小学生からスマホを持つことが当たり前になりつつあるのかもしれません。

※参考:令和2年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)|内閣府

スマホを小学生に与えるときの懸念点

スマホは便利なものですが、小学生に持たせるときに心配な点もあります。ここでは、スマホを小学生に与える代表的な4つの懸念点を解説します。

①友人とのトラブル

スマホでは、メールやチャットなどで気軽にやりとりができます。しかし、実際に話をするときと違って誤解が生じやすく、悪口や仲間はずれといったトラブルが起こる可能性があります。また、スマホを持っている子と持っていない子の間で、関係性が変わるケースもあるでしょう。スマホでのやりとりは親が把握しにくいため、不安に思う人も多いです。

②スマホ依存症

スマホは非常に便利で、できることや得られる情報量もとても多いです。そのため、ついついスマホに手を伸ばしてしまう、スマホがないと不安というように、依存してしまう可能性があります。大人でもスマホ中毒・依存症状態の人も多く、際限なくスマホを使用してしまうのではないかという不安があります。

③スマホにかかる料金

スマホを利用するためには、本体の代金にくわえ毎月の月額使用料もかかります。さらに、子どもが勝手にアプリ内課金をしてしまい、いきなり10万円以上の請求がきたといったケースもあるそうです。また、長く電話すればその分通話料もかかります。小学生からスマホを使用するとなると、どのくらいの料金がかかるのか、気になる人も多いでしょう。

④SNSの使い方

SNS面識のある友人だけでなく、知らない人ともコンタクトが取れます。不用意に自分の写真や個人情報をアップしてしまうと、氏名や住所を特定されるリスクもあるでしょう。情報の取り扱いには注意するように、教えていかなければなりません。また、SNS上で誹謗中傷などの悪意ある書き込みをされる場合もあり、子どもが傷つく可能性もあります。

小学生にスマホを持たせるメリット

小学生にスマホを持たせるメリットについて詳しく解説します。

どこにいるのか確認できる

スマホを持たせておけば、子どもがどこにいるのか把握できるため安心感があります。小学生ともなると、1人で習い事に行かせている人もいるでしょう。スマホについているGPS機能を利用すれば、今どこにいるのか確認可能です。また、どこにいても子ども側から親へ連絡できるようにもなります。災害時の安否確認などもしやすくなるでしょう。

スマホで勉強ができる

スマホアプリにはゲームなどだけでなく、小学生向けの学習アプリもあります。ゲーム感覚で学べるアプリなども多いため、子どもは楽しみながら勉強できます。わからない問題や言葉があっても、スマホを使ってすぐに調べられるため、わからないまま放置せずに済みます。

いつでも連絡できる

塾や習い事など、昨今の小学生は夜遅くまで外出する機会が多くなっています。その際、送迎や緊急の連絡を簡単にすることができます。また、GPS機能を活用することで子どもの居場所を即座に確認することができます。

小学生が親のスマホを使う危険性

小学生にスマホを買わずに、親のスマホと共有するケースもあるでしょう。しかし、親のスマホは小学生向けのスマホのように、フィルタリングやペアレンタルコントロールなどがついていない場合がほとんどです。

共有しているという安心感があり、リスクも見落としがちになるため、共有ではなく制限がかけられた小学生向けのスマホを用意したほうが安全でしょう。

スマホを小学生に持たせるときにやるべきこと4点

スマホを小学生に持たせる際には、子どもと話し合いを行い、しっかりと事前準備をしましょう。

①ルールを決める

はじめに、スマホをどのように使用するのかルールを決めましょう。決めておきたいルールは以下のとおりです。

・スマホを使用してもよい条件
・使用してもよい時間帯・総使用時間
・インストールしてもよいアプリ
・歩きスマホ・ながらスマホはしない
・ルールを破った際の対応について

ルールを子どもと決める際には、具体的に決めます。たとえば、「スマホを使用してよいのは宿題が終わってから」「22時以降は親に預ける、1日1時間まで」などです。

ルールを破った際の対応も、「1週間使用禁止」「○回ルールを破ったら解約」等あらかじめ決めて、子どもに知らせておきましょう。

イオンモバイルでは、「私たちのスマホルール」を公開しています。スマホの使用ルールを決める際の参考にしてください。

私たちのスマホルール|イオンモバイル

②SNSの使い方を教える

小学生でも、友達が使用しているからといって、SNSを使いたがるケースは多いです。特にLINEは、小学生でも友人同士のコミュニケーションツールとして広く浸透しています。しかし、SNSの利用にはさまざまなリスクが伴います。事前に、ルールや危険性をしっかりと伝えておきましょう。

例えば、誰かに対する誹謗中傷や悪口、氏名や住所などがわかるような個人情報は書かない、といったことです。

利用してもよいSNS、利用してはいけないSNSについても決めておきましょう。

写真の投稿におけるルールの徹底も重要です。場所が特定される写真、顔写真などはSNSに投稿しないようにする、投稿前に親に確認するといったルールを作っておきます。

③困ったことがあったら相談できるような状況をつくる

何らかのトラブルに巻き込まれたなど、困ったことがあった場合に気軽に相談できる環境をつくっておきましょう。普段から相談しやすい関係性を築いておけば、トラブルにもすぐに対応できます。また、子どもにスマホやインターネットに関する相談窓口があることも伝えておいてください。

相談窓口については、以下の記事でも紹介しています。
スマホ利用をめぐるトラブルとは?子どもを守る対策・機能・相談先も紹介|イオンモバイル

④フィルタリングサービス及びペアレンタルコントロール機能を利用する

フィルタリングサービスの利用は法律で義務付けられています。フィルタリングサービスとは、インストールできるアプリや閲覧できるインターネットサイトなどを制限できる機能です。小学生には危険な機能に対して利用制限をかけておけば、比較的安心してスマホを使わせられます。イオンモバイルでは、3種類のフィルタリングサービスを提供しています。

また、フィルタリングサービスには、お子さまのご利用状況の確認や利用時間の制限などを行えるペアレンタルコントロール機能も利用できますので、積極的に活用しましょう。

イオンモバイルセキュリティPlus

イオンモバイルセキュリティPlusでは、専用ブラウザだけでなくSNS内のブラウザにもフィルターをかけられます。フィッシング詐欺サイトへのアクセスブロックや、マルウェアなどのウイルス感染対策機能などもあります。

そのほかにも、利用させたくないアプリの設定や位置情報の確認、紛失時の画面ロック・データ削除、接続遮断されたサイト履歴確認などのペアレンタルコントロール機能もあるため、フィルタリングはもちろん、セキュリティ面も安心です。月額料金は220円(税込)です。

子どもパック(スマモリ)

ペアレンタルコントロール機能を重視した、小学生向けのサービスです。さまざまな学習アプリをセットにした「子どもパック」として提供されています。 Android 端末で利用できます。

iフィルター

さまざまなOSの端末で利用できるフィルタリングサービスです。 iOS/Android/Windows のいずれの端末でも利用できます。

スマホを小学生に持たせるときにかかる料金

スマホを小学生に持たせた場合には、どのような料金がかかるのでしょうか。ここでは、具体的な料金を解説します。

スマホの本体代

子どもの場合、スマホを失くす、落として壊すといったことが多くみられます。そのため、高額な最新機種は避けて、できるだけ低価格のスマホを渡したほうがいいかもしれません。親のお下がりを渡したり、中古のスマホを購入してもよいでしょう。

親が使っていたスマホをお下がりで渡すなら0円で済みますし、機種や状態にもよりますが、中古スマホは1.5万円程度で購入できるものもあります。

この場合、通信事業者とはSIMカードのみの契約を行います。SIMを購入する際には、SIMカードのサイズやSIMロックされているかどうかなどに注意しましょう。

スマホの月額利用料金

スマホの月額利用料金は、3,000円ほどでおさまるケースが多いようです。ただし、契約するプランによっても月額利用料金は変動します。

例えば、データ通信容量使い放題のプランは、月々5,000円以上かかる場合もあります。データ通信容量が多ければ多いほど料金は高くなるため、使い方にあったプランを選びましょう。あまりデータ容量を使わない小学生であれば、格安SIM事業者が提供する小容量プランがおすすめです。

小学生にスマホを持たせるのであればイオンモバイルがおすすめ

小学生にスマホを持たせるのならイオンモバイルがおすすめです。どのような点が小学生におすすめなのか解説します。

月額料金が安い

イオンモバイルは料金プランが豊富にあり、データ通信のみの高速通信1GBプランなら月額528円(税込)と、格安で利用できます。もちろん、データ通信のみだけではなく、音声通話もできる音声プランも利用可能です。家族でイオンモバイルを使えば、シェア音声プランが利用できるため、さらにお得に利用できるでしょう。

フィルタリングサービスがついている

先述したように、イオンモバイルではフィルタリングサービスを提供しています。フィルタリングサービスに加入しておけば、ウイルス感染対策や閲覧制限、アプリのインストール制限などが可能です。子どもがどのようにスマホを使用しているのかを親が把握できるため、取り返しがつかない事態になることを防げます。

まとめ

今では小学生の約半数がスマホを利用しています。しかし、インターネット特有のトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、事前にルールを決める、フィルタリングサービスに加入する、といった対策が必要です。

イオンモバイルでは、小学生でも安心なフィルタリングサービスを提供しています。豊富な料金プランを揃えており、価格が安いプランも多数あります。格安SIM事業者でありながら全国に200店舗以上の実店舗を構えています。小学生にスマホを持たせるかどうか迷っている人は、まずイオンモバイルに相談してみてはいかがでしょうか。

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※当ページの内容は2023年12月時点の情報です。

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