格安SIMはメールが使えない?メールの種類やキャリアメールを使う方法を解説

格安SIMを契約すると、メールを使えなくなるという話を聞いて不安を感じる人もいるでしょう。この記事では、格安SIMで使えるメールの種類について、キャリアメール・フリーメールのメリットやデメリットを解説します。キャリアメールの必要性を検討し、格安SIMに乗り換えた場合の賢いメールの使用方法に役立ててください。

 

格安SIMで利用できるメールとは?

格安SIMに乗り換えると、基本的にキャリアメールが使えなくなります。オリジナルのメールアドレスを用意する格安SIM事業者もありますが、数は多くありません。格安SIMの端末でメールを使いたい場合は、フリーメールを利用しましょう。

 

キャリアメールとは?

そもそもキャリアメールとは、大手通信会社であるソフトバンク、au、ドコモから付与されるメールアドレスです。キャリアメールの特徴について解説します。

 

【キャリアメール】特徴をチェック

キャリアメールは、セキュリティの高さが特徴です。キャリアメールのアドレスは個人で使う端末に保管され、設定を変更しない限りパソコンでは見られないからです。また、MMS機能もキャリアメールならではのツールです。MMS機能とは、画像など容量が大きいデータをメールに添付して送れるので写真や動画のやり取りにべんりな機能として知られています。

 

格安SIM事業者のメールとは異なる

格安SIM事業者で使えるメールは、フリーメールまたは格安SIM事業者独自のメールサービスです。格安SIMに切り替えるとキャリアメールが使えず、取得済みのメールデータも確認できないので注意しましょう。重要なメールの保存法方法については後ほど解説します。

 

【キャリアメール】メリットとデメリットをチェック

キャリアメールには、メリットだけでなくデメリットもあります。自分にとってのキャリアメールの必要性を考えながらチェックしていきましょう。

 

キャリアメールのメリット

キャリアメールのメリットは、信頼性が高いことです。金融機関などのWebサービスに登録するときは、キャリアメールのアドレスしか使えない場合があります。また、キャリアメールは受信時に迷惑メールとして扱われることが少なく、必ず相手に届くという安心感があるのが特徴です。

 

その他、ガラケーを使う人への連絡にもキャリアメールがべんりです。特に、フリーメールに親しみがない人にとっては、キャリアメールが好まれる傾向にあります。

 

キャリアメールのデメリット

キャリアメールは特別な設定をしない限り特定の端末でしか利用できないので、不便を感じることがあります。また、一度に送るデータの容量が決まっているため、上限を超えるとメールが戻されてしまうのもデメリットの1つです。送るデータの容量が大きいときは、分割して送るなどの方法を取りましょう。

 

他にも、迷惑メールが非常に多いというデメリットもあります。

 

フリーメールとは?

格安SIMに乗り換えても、メールを使うシーンは多いでしょう。キャリアメールに変わってフリーメールを契約する際に役立つように、フリーメールの特徴を解説します。

 

【フリーメール】特徴をチェック

Webメールとも呼ばれるフリーメールは、キャリアメールを利用できない格安SIMユーザーも多く利用しているメールソフトです。フリーメールは多くの会社から提供されており、契約している格安SIM事業者の種類によらずかんたんにアドレスを発行できます。例えば、Googleが提供するGmail、ヤフー株式会社が提供するヤフーメールなどが広く知られているでしょう。

 

【フリーメール】メリットとデメリットをチェック

突然フリーメールに変更すると、キャリアメールとの違いに驚くかもしれません。スムーズにフリーメールを使いこなすために、メリットとデメリットを解説します。

 

フリーメールのメリット

フリーメールは無料で契約でき、格安SIM・キャリア問わず利用できるメールです。加えて、デバイスの違いによるアクセス制限を受けません。そのため、携帯端末だけではなくパソコン、タブレットからもメールを利用でき、端末が故障した際や紛失した際にも、メールが見られなくなるということを回避できます。また、複数のアドレスを取得できたり、迷惑メールがほとんど来ない点もメリットです。連絡先が自動的に連携される機能もあります。もちろん、ヤフーメールとGmailのように異なるサービスの併用もできます。

 

フリーメールのデメリット

フリーメールはキャリアメールと比較すると、信頼性の低さが懸念されます。また、サーバーエラーが起きると、メールの送受信ができないこともあるので注意が必要です。その他、迷惑メールフィルターの基準が曖昧なので、迷惑メールではないメールが、勝手に迷惑メールとして扱われるなどのケースもあります。

 

さらに、キャリアメールを使ったサービスが利用できないので、MMS機能などを利用していた人は不便を感じる可能性があるでしょう。

 

格安SIMにしてからもキャリアメールを利用する方法を解説

キャリアメールには、フリーメールでは得られないメリットがあります。格安SIMを契約しても、キャリアメールをそのまま利用する方法を確認しましょう。

 

携帯を複数社で契約する

キャリアメールを使う方法として、複数の携帯端末を契約する方法があります。1つはキャリア、もう1つは格安SIMという組み合わせで契約すると良いでしょう。端末が複数あると、用途別に管理できるのでべんりです。例えば、キャリアメールを仕事で多用する人は、仕事用端末にキャリア、プライベート用端末に格安SIMというように分けてもいいでしょう。

 

キャリアメールに来たメールをフリーメールへ転送する

キャリアメールによっては、転送機能が使える場合があります。重要なメールを選んで、新しく契約したフリーメールに転送すればキャリアメールに来たメールをフリーメールでも確認できます。ただし、キャリアとの契約を残したままにしておくことが前提です。転送可能な件数が制限されたり、設定に手間がかかったりすることも頭に入れておきましょう。

 

注意:大切なメールは格安SIMに移行する前にバックアップする

大手通信会社を解約すると、受信済みのキャリアメールのメールデータを閲覧できません。大切なメールはバックアップを取っておきましょう。この章では、キャリアメールのバックアップを取る方法について解説します。

 

バックアップ方法①スクリーンショットを撮る

スクリーンショット機能を使い、メールを画像データとして残しましょう。画像データをメール、またはSDカードで取り出し保管してください。画像データの名前に詳細や日付を入れておくと、見返すのが楽になります。

 

バックアップ方法②紙やパソコンにメモする

大切なメールの数が少ないならば、紙に手書きする、パソコンにメモを残すのがかんたんです。後から混乱しないように、メール内容別に仕分けしつつメモを残しましょう。

 

バックアップ方法③SDカードに保存する

Androidスマホ端末におすすめなのが、SDカードに保存する方法です。端末にSDカードを挿しこみ、メールをすべて保存しましょう。メールを選別する、画像データに変換する手間がかかりません。データは新しい端末やパソコンなどに移しましょう。

 

まとめ

格安SIMで使えるのは、フリーメールや格安SIM事業者独自のメールです。また、キャリアを解約すると、受信済みのメールを閲覧できません。大切なメールを見返せるように、バックアップを取りましょう。

 

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※当ページの内容は2021年10月時点の情報です。

 

 

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